焦ってたくさんの作業をこなしても、何かやり遂げていない感じがしませんか?
生活全体をゆっくりにすることは難しくても、せめて、速度を緩める時間を1日の中に作ることで、それが心の糧になるような気がします。
先日、朝のコーヒーを急いで淹れたせいで、お湯がこぼれ、「朝から慌てすぎたなぁ」と後悔しました。
たかが朝のコーヒーですが、ボクにとっては朝の計画の確認をしてアイドリングするための重要なルーティンなのです。
1つのことに集中して時間をかけると、スローペースになったような気がしますが、実際のところ、大切なことをじわじわと少しずつ成し遂げたほうるほうが、充実した日々が送れるのではないかと思んです。
毎日60分じっくりの時間が必要
ある時、焦ってたくさんの作業をこなしても、何かやり遂げた感じがしなくなりました。
1日の動きが始まってしまってからの時間はとても速いペースで過ぎていきます。
このブログは早朝に書くことが多いのですが、コロナで在宅仕事が増えたのをきっかけにブログを始めたわけですが、約600日継続してわかったことは、毎日60分じっくりの時間を確保することが、心の糧になっていることです。
1日って、動き始まると、あっという間に過ぎていきます。
何もしない日を作らない理由
お客様仕事は休んでも、ブログを休みたいとは思いません。
書くことが好きだから、という理由だけかも知れませんが、忙しく働き、気切りをつけて少し長めの休暇を取ったとしても、頭もカラダもすぐにはスローダウンできないように思うからです。
仮に、一度ペースをガクッと下げてしまうと、また明日から激流に飛び込むのが恐ろしくなるので、それならば、毎日少しでも積み上げていければと(工場の生産ラインなどで働いている方だと難しいかも知れませんが)
何を積み上げたら良いのか?
積み上げるといっても、何を積み上げたら良いのか?と思う方もいると思います。
ボクの場合だと、ブログを書く時間を確保するための時間管理技術だったり、ショートカットキーや自動化ツールを使った生産性向上スキルアップなど、今すぐ必要ではないけれど、将来役に立つ(かもしれない)ことです。
最近だと、使い慣れた動画編集ソフト以外のちょっと難易度の高い動画編集ソフトを試しています。
「うちはIT企業じゃないよ」、という方でも、Wordの見出しのつけ方くらい知っておけば、ちょっとした社内のお知らせや報告書作りにも役立つはずです。
ちょっと良い景色を見たら立ち止まりたくなるように、気に入った音楽に出会ったら少しの間目をつぶってそれを咀嚼するように、趣味や仕事を通じて得た(必要となるであろう)情報を1日のどこかでゆっくり、じっくり時間をかけて蓄積しましょう。