ブランディングとマーケティングの違いってどのWebサイト見てもわかりにくくないですか?
新人マーケティング担当者やPR担当者、経営企画室の方が、ブランディングとマーケティングの違いを知る、といってもそれぞれの分厚い本がたくさんあるように、そう簡単に理解できるものではありませんよね。
そこでひとつ、質問です。
「ブランディングとマーケティングの勉強を、会社起点、顧客起点のどちらの基準に考えてましたか?」
顧客を起点に考えるとわかりやすい
この記事で提起したいことは、400件以上の個人や法人さまのブランディング・マーケティングのお手伝いの経験を通じて、
と感じたことです。
顧客を起点に考える理由
ブランディングやマーケティングの概念って人によって表現の仕方が違っていることが多いし、そもそも概念はそれほど重要ではないからです。
なぜ重要じゃないか、といえば、ブランド力って、顧客が感じるものですよね?
40代になって転職した頃、ボクも本やサイトから読み漁りましたが、結局この顧客起点で考えることにたどり着き、クライアントさんにもこの手順で説明するようにしています。
顧客を起点に図解します
さっそくこちらの図をご覧ください。
円の真ん中にいるのが顧客(ターゲットとか、見込み顧客と考えていただいても良いです)です。
ブランディングを顧客起点で
「あの会社はブランド力があるな」
「ブランド戦略がしっかりされている企業だよね」
こういった企業は顧客起点で考えると、
どんな気持ちになっているかといえば、、、
ブランディング
商品の価値に気づかせ、積極的な気持ちに変える
「私にピッタリ」
「もっと使ってみたい」
「その世界観が良いよね」
「その考えがすごく共感できる」
「友達にすすめたい」
ではないでしょうか。
マーケティングを顧客起点で
では、続いて、マーケティング。
マーケティング
売れやすい仕組みを作って販売量を拡大する
あくまで仕組みなのですが、
こういったマーケティング戦略ができている企業は顧客起点で考えると、
どんな気持ちになっているかといえば、、、
「明日まで30%オフだし、買っておこうかな」
「トライアルセットが980円だって、お得よね」
「自動配送してくれるのは便利よね」
ではないでしょうか。
さいごに
顧客の目線を意識した施策(ブランディング)を行わないと、情報が溢れているこの時代に、見込み客に選んでもらえないどころか、気付いてもらいません!
そのために、ブランディングとマーケティングの勉強は顧客起点で考えること。
そして、顧客に対して、どんな気持ち、どんな感情になっているか、どんな体験をさせられた?を強く強く意識して施策を考えることをおすすめします。