Googleアナリティクスを活用するにあたり、覚えておくことはなんですか
Googleアナリティクスを使いこなすための最初の一歩はなんでしょうか
この記事でわかること
・活用の手がかりになる俯瞰図を紹介
・俯瞰図で訪問者の気持ちを理解する
・Googleアナリティクス活用事例3選
この記事を書くボクは、ボクは現在ウェブ解析士、クライアンさまの集客〜改善までをサポートしています。
クライアントさまの施策に行き詰まった時に俯瞰図を眺めていると、新しい発見や仮説が立てられることがあります
Googleアナリティクスは無料の解析ツールですが、とにかく高機能。
活用したくても、どこから手をつけたら良いのが分からなくなってしまうのも無理はありません。
旅行の時、方向性を見失わないために大きな全体地図を広げる事があるように、Googleアナリティクスを活用するには全体地図があったほうが良いというのがボクの考えです。
俯瞰図があれば、最初の一歩が踏み出しやすくなると思いませんか
記事の最後には、俯瞰しただけでは何の成果も得られないので、俯瞰図をもとにした活用事例を紹介します。
俯瞰図を紹介
さっそく、こちらが俯瞰図になります。
という、訪問者(ここでいう、オーディエンス)の一連の流れをイメージできることが重要です。
ちなみに、俯瞰図にある一連の流れ、
は、Googleアナリティクスの管理画面
と合わせて考えると分かりやすいよう設計しました。
俯瞰図で訪問者の気持ちを理解する
では続いて、俯瞰図を見ながら、活用方法にアプローチしていきます。
リピーターの気持ち
あなたが何度も訪問しているお気に入りのウェブサイトがあれば、ちょっと思い出してみてください。
読み物ページなら、
・何ページくらい見ていますか
・「いいね!」しましたか
こういった項目は満足度と関係しそうですよね。
商品を買ってくれた人の気持ち
商品を買ってくれた人は
・どのページをよく見ていますか
・何分くらい滞在してますか
こういった項目は満足度とさらに大きく関係しそうですよね。
Googleアナリティクス活用事例3選
続いて、テーマを深堀りして、俯瞰図をもとにした活用事例を紹介します。
また、この記事では、Googleアナリティクスの具体的な設定方法については言及しません。あくまでも、俯瞰して、訪問者のアナリティクス上の行動に寄り添うことにフォーカスしてみてください。
ウェブサイトの訪問者は、満足していくれる人ばかりとは限りません。
実際にウェブサイトの商品コンバージョン率が1%だとしたら、99%は満足してないと考えることもできます。
Googleアナリティクスを活用するうえで、この満足していない人をできるだけ減らすことがポイントになります。
では、満足していない人の具体的な行動から考えてみます。
カートに商品を入れたけど、買わなかった
Googleアナリティクスのコンバージョンの部分です。
ECサイトを運営しているなら、カート落ちなどと聞くとピンとくるかも知れません。カートに入れる段階までの気持ちになったけど、いざ購入しなかった理由はどこにあるのでしょうか。
また、上図にあるように、カタログが100回ダウンロードされているのに、商品購入がされていなかったとしたら、なにか問題がありそうですよね。
商品購入した人がよく見ている(ページ)
商品を買っている訪問者が、必ずとまでは言わなくても、よく見られているページはないですか。
採用系のサイトなら、先輩の声ページとか、社長メッセージページなんかは、じっくり読んで欲しいでしょう。
自社の勝ちパターンが見えてきたら、さらにアクセスアップする施策を取るべきでしょう
1ページ目で閉じてしまう(ページ)
せっかく訪問されたページから次のページへ進むことなく閉じられ(≒直帰率)てしまった。
他社との差別化を計るために自社の特徴を示したページで閉じられてしまってはちょっと記事の書き方や顧客起点ではない「ただの自己(自社)満足コンテンツ」になってしまうこともあります。
https://kamisakuhideki.com/branding_marketing_chigai/
TOPページの直帰率が高いのも、欲しい情報が見つからない結果から起こる行動である可能性が高いです
まとめ
訪問者がどんな気持ちから起こした行動なのか、を俯瞰図を手がかりに想像することが、Googleアナリティクス活用の第一歩になります。