マインドマップで読書のノートは効果的ですか
大学ノートで書くのと、何がちがいますか
マインドマップで読書ノートを書くための手順を教えてください
このような質問に答えます。
この記事でわかること
・マインドマップで読書ノートする3つの効果
・大学ノートとマインドマップの比較
・読書ノートの手順
この記事を書くボクはマインドマップ使用歴5年ほど。
クライアントさんのメディア運営代行をはじめ、当ブログも全てこのマインドマップを使って構成を考えています。
マインドマップを使った読書ノートと聞くと、興味を持ちつつも、本当は普通にノートにメモるので充分じゃないか、それは効果的なのか、と考えてしまいますよね。
ボクも最初からマインドマップをがっつり使っていたわけではないですが、すっかり定着した今だからこそ感じることを書いてみます
マインドマップで読書ノートする3つの効果
マインドマップの3つの効果は以下の通り。
ひとつづつ解説します。
理解を促し、定着する
マッピングする事自体、階層構造化(グルーピング)されているため理解しやすく、記憶が定着しやすいと考えられます。
ジョージア州立大学の、コンセプトマッピングと認知スタイルが科学の成果に与える影響では、コンセプトマップを使った指導方法とそうでない方法を行い、それぞれのグループにテスト結果、平均点に差が見られた、という論文があります。
マップを足すことで深堀りしやすい
われわれが東京都の地図と埼玉県の地図を重ねて使うことがあるように、マインドマップは、AとBの地図を重ねて使うことができます。
例えば、ダイエットに必要な要素には、適度な運動と、食事のコントロールがあるとします。
ここでさらに、外食を自炊にすることについて深堀りして考えたいとしましょう。
このような学びを、マインドマップならひとつにまとめることができます。
あと付けも簡単なうえ、情報の網羅性が高くなりますよね
関連付けが可能
階層構造化するため、テーマごとの関連付けがしやすいです。
アイス1個のカロリーはウォーキング1時間かそれ以上に匹敵するとこに気が付きました(笑)
大学ノートとマインドマップの比較
階層構造にすることで知識の置き場所を見える化できる
最初は大カテゴリー3つ、少カテゴリーをそれぞれ3つくらいから始めることをおすすめしますが、
それだけでも、頭の中が勝手に整理されていく感覚を感じられると思います。
まずは【大・小2階層構造】からスタートしましょう
※手順の詳細はこのあとでお伝えします。
ブランチを減らすことで、本当に重要なことが見えてくる
読書の感想をたった3つのカテゴリーでまとめるって、、、と思うかも知れませんが、これくらい項目を絞ると、だらだらとメモを書く時と異なり、読書中もしっかり意識付けがされることに気がつくと思います。
先にマップを作っておくと全部の穴を埋めたくなる心理が作用する
上記と関連しますが、先にマップを作っておくことでコンプリートしたくなる心理が働きやすくなることを利用できます。
個人的に(スタンプカード理論)と名付けました(笑)
読書ノートの手順
最後に具体的な手順をご紹介します。
まずは3×3からスタート
大カテゴリーと小カテゴリーを先に作り、あとは箇条書きで良いので、埋めていくだけ。
手書きもおすすめですし、PCやスマホのアプリでも構いません。
覚えられない部分に落書きや絵を書く
文字では理解しにくい事は画像やちょっとした落書きで補足するのもポイントです。
※マインドマップの本を読むと綺麗に色分けすることを推奨していますが、それよりは、記憶を定着されるための補足情報をビジュアル化するほうが効果的だと個人的には思います。
何度も見直す
本を見返すより、このマインドマップを見返したほうが、記憶の定着が飛躍的に高まります。
理由は、自分の言葉が書いてあるということは自分の思考そのもの、言葉と言葉、思考と思考が繋がっているわけですから、強固になります。
精神科医の樺沢紫苑氏も2週間で3回ノートを見直すことを推奨しています
まとめ
マインドマップは読書の記憶を定着させ、関連性を持たせ理解を促してくれます。
まずは、2つの階層構造を意識してスタートすることをおすすめします。