「ブログを始めたいけど、書くネタがない」
「読書は好きだけど、それを感想文にする方法が良く分からない」
そんな時は、抜き書き読書感想文がおすすめです。
著者の思考をなぞる
著者の知識を抜き書きすることで、知識を自分のものにしたり、必要な時に引き出せる状態にしておくことができます。
抜き書きは、極めて能動的な行為で、次から次に情報を浴びることなく、気になった意見・考えとだけ向き合って深く考えることができる。
それに対して、テレビやYou Tubeはというと、次から次へと情報が流れていき、合間には広告、動画の最後には次のおすすめ動画が提示されるなど、極めて受動的です。
とてもじゃないけど、気になった意見・考えとだけ向き合って深く考えることなんてできません。
そこで今回は、ボクが実際に抜き書きしている様子を実況してみたいと思います。
実際にやってみる
ではさっそく、抜き書きをやってみます。
「読書の際に記するポイントは本の抜き書きとそれに対する自分のコメントだ」
という文章を、ある著書から抜き出してみました。
この意見に対するボクのコメントは以下の3つでした。
- 抜き書きって大変そうだな
- 「抜き書き」ってキーワードで一度検索してみようかな
- コメント力がない場合はどうしたら良いの
これが出来たら、あとは自身の体験や自分が過去に目にした事実をもとに、具体的に語っていきます。
抜き書きって大変そうだな
抜き書きって大変そうだな、と思ったのことに対して、自身の体験や自分が目にした事実を照らし合わせて、以下のように感想(プラス行動目標)にしてみました。
ある精神科医が学生時代、試験前になると3日に1本のボールペンを使い切るくらいノートに書くというエピソードを思い出しました。
確かに昨日・今日と何も「書いてない(汗)」
もっとインプットを減らして、アウトプットをする時間を意識して増やそうと思う。
10分読書(インプット)して、30分抜き書きやコメント(アウトプット)するイメージでとりあえず1週間行動を変えてみようと思います。
「抜き書き」でググってみよう
実際に「抜き書き」で検索して得た体験や、過去に自分が感じたことに関連性がありそうだと感じたことを以下のように感想(プラス行動目標)にしてみました。
ネットで「抜き書き」で検索してみると、あるブログには「思考と身体は切り離せない」とあった。
100%理解できているわけではないが、身体を動かすとさっきまでぐるぐる考えていたことがスッキリ忘れられることがよくあるので、脳と運動に関係する書籍を読んで理解を深めたいと思います。
コメント力がない場合はどうしたらいいの
抜き書きしたことに対する疑問を感じたため、著書をもう少し読みすすめたことろ、「それなら自分に出来るかもしれない」と思えたので、以下のように感想(プラス行動目標)にしてみました。
著書の中に、コメントと言うと難しく聞こえるかもしれないが、「わかった」「わからない」の判断でかまわない。
著者の意見が述べれられていれば、「賛成」「反対」「ここがおかしい」といった意見も書き込めるようになると理想的だ、とあった。
テレビのコメンテーターと比較せずに、どうしても上手くできない時は、自分のひと言コメントから気楽に始めてみます。
まとめ
知識を定着させたければ【本の抜き書き+あなたのコメント】はワンセット。
さらに、あなたが調べたことや、あなたのエピソードはオリジナルのコンテンツになります。
とはいえ、プロのコメンテーターではないので、「わかった」「わからなかった」の判断から気軽に始めてみよう。