求職者が知りたいこと
採用サイトを作る目的が人の雇用であることは間違いありませんが、ボクの経験からすると、どんな人を採用したいのか、より具体的な人物像を想像している会社ほど、上手く機能しているケースが多いようです。
なかでも重要なページのひとつが、代表者メッセージです。
求職者は、代表者の人柄や想いを知りたい、自分がその想いに共感できるか確かめたいと思ってメッセージをみています。
そのためには、堅苦しくない、親近感もってもらえるような構成にすべきです。
「なぜこの会社を作ったのか」
「お客さまにどんな価値を提供したいのか」
といったことを中心に、具体的には、、、
(1)自己紹介や会社紹介
(2)経営理念 今に至るまでの過程を紹介
(3)読み手(求職者)に訴えかけたいこと
(4)今後の抱負
これらを800文字〜1000文字程度にまとめてください。
というのが、一般的なヒアリング項目だと想います。
さて、ここからが本題です。
このように聞いても、文章を書くのが慣れないと、一から書くのが大変だと感じる方も多いでしょう。
そこで、やってみて欲しいことを3つのポイントにまとめてお伝えします。
①分解して考える
(1)自己紹介や会社紹介
(2)経営理念 今に至るまでの過程を紹介
(3)読み手(求職者)に訴えかけたいこと
(4)今後の抱負
を800文字で書くわけですから、
(1)自己紹介や会社紹介について200文字
(2)経営理念 今に至るまでの過程を紹介について200文字
(3)読み手(求職者)に訴えかけたいことについて200文字
(4)今後の抱負について200文字
原稿用紙1枚が400文字ですから、200文字っていうと、ちょうど半分。
こう分解してみると、少し心理的なハードルが下がりませんか。
②書き出す
続いては、あらかじめ創業から、現在に至るまでの過程や経緯を書き出してみるのもおすすめです。
2005年 ○○として創業
2008年 株式会社○○設立
2009年 本社を○○に移転
など、箇条書きにして、当時のことを振り返ってみましょう。
あなたが大切にしている価値観が何か見えてくるのではないでしょうか。
③同業他社や同じ地域で異業種の人気企業の採用ページをみる
自分の確立された想いや価値観はあるけれど、気の利いた言葉や、上手い表現が見つからない。
そんなあなたにおすすめしたいのが、この方法です。
あなたの会社が工務店なら、
「工務店 代表メッセージ 事例」
「建設業 代表メッセージ 事例」
で検索してみたり、、、
同じ地域で異業種の人気企業なら、
「代表メッセージ 作り方」
「代表メッセージ 文章例」
で調べたり、ブックマークしておきます。
まる写しはNGですが、あなたが共感できる表現、真似して使ってみたい言葉が見つかるはずです。
番外編 効果検証する
出来上がったメッセージも読まれているか、いないかを確かめることができれば、励みになるし、改善する価値がありますよね。
ちょっと慣れていない人にとっては難易度高めですが、無料ツールを使って、読み飛ばされているのか、可視化しながら効果検証するのがおすすめ。
💡今日のなるほど
求職者から共感を得るためには、、、
ありのままの社長を人柄を見せる
会社やスタップへの想いを伝える
商品やサービスへの想いを伝える
お客さまへの想いを伝える
このあたりを意識して記事を作ってみてください。