長女・卒業式
長女が無事に中学校を卒業しました。
コロナの影響で、突然休校になり、修学旅行には行けない、自宅での勉強を余儀なくされる、学校に行っても、給食中は默食を徹底するなど、親の世代では考えられないような、自由を奪われた学校生活だったんじゃないかと思います。
それでも、卒業式のあとに、クラスメイト全員と写真を撮り、ひとりひとにコメントを加えた動画を編集したようです。
我が子ながら、行動力のある、友達思いの優しい子です。
月末には一緒に温泉に行く予定なので、楽しみです。
小津安二郎監督
何十年ぶりに、小津安二郎監督の映画を観ました。
小津安二郎監督といえば、終戦直後の変わりゆく家族の関係をテーマに描く映画が象徴的な日本を代表する映画監督のひとりです。
以前に観た時は、みんなが良い映画だと言っているから観ただけ、だったのですが、コロナ禍の今のような、精神的な閉塞感を感じている今だからこそ、心に響くものがあるのではないかと思い、視聴しましたが、想像以上にたくさんのメッセージを感じました。
今の映画では考えられなくらい、人間の機微を実に丁寧に描いている分、なんとも言えない読後感が骨の髄まで襲ってきました。
ハリウッド映画の勧善懲悪ものも大好きではありますが、世の中なんでも白黒はっきりさせられることばかりではない、ということを改めて考えさせられます。
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