ブログや動画といったコンテンツ作りをする際、どうやって仕事につなげていくかのイメージがつかめず、何となくコンテンツ制作をしていませんか?
そんな時は、集客用と刈り取り用の2つコンテンツをイメージすると仕事に繋げやすいです。
ということで、今回は2種類のコンテンツと、その活用事例をご紹介します。
種まき用と刈り取り用の2つコンテンツとは
しっかりと売上を上げているブログや動画には、大きく2つのコンテンツに分かれています。
それぞれ具体的に説明すると、、、
①種まき用のコンテンツ
アクセスを集めることが最大の役割。
読者・視聴者に対して、役に立つコンテンツを通じて、知ってもらう、また読んでみたいと思ってもらうコンテンツのこと。
つまり種まき。
もう少し専門的に言うと、集客用コンテンツなどとも呼びます。
②刈り取り用のコンテンツ
集まった読者や視聴者が読んで良かった、聞いて得した、と思っていただいたところで、自社へのお問い合わせや商品・サービス紹介、プロフィールといったビジネスに直接に繋げる役割です。
つまり刈り取り。
信頼関係がある程度構築できているため、商品・サービスを購入しやすいです。
成約コンテンツなどとも呼びます。
関連記事 投稿ページと固定ページは役割がある【種まきと刈り取りをイメージすると分かりやすい】
刈り取りコンテンツだけではダメな理由
このような話をすると、商品紹介やサービス紹介するだけではダメですか?という質問をされることがあります。
結論から話すと、中小企業で商品紹介やサービス紹介するだけでは難しいです。
ここでは、神作商店で新しく販売する、【神作式モバイルバッテリー】を例にします(あくまでも仮の話です)。
ではここで早速質問です。
あなたの商品を買ってくれそうな人は、どんなキーワードでアクセスしてくれたら、商品を買ってくれそうですか?
例えば、
「モバイルバッテリー おすすめ」
「モバイルバッテリー 通販」
「モバイルバッテリー 軽量」
このようなキーワードは良さそうですよね。
ところが、、、
実際にこれらのキーワードで検索してみてください。
ものすごい数のライバル会社が、もしくはガジェット系YouTuberがコンテンツを発信していませんか?
例えば、こんなタイトルのブログや動画。
「モバイルバッテリーおすすめ5選」
「モバイルバッテリー◯◯のメリット・デメリット」
「お出かけに持って行きたい軽量モバイルバッテリー特集」
こんな感じで、誰でも思いつきそうなキーワードはライバルが多すぎてがっつりコンテンツを作って見込みのある訪問者を刈り取っていきます。
つまり、ライバルから売れそうなキーワードで上位表示されるよう、すでにコンテンツをしっかり作り込んでいるため、神作商店が頑張っても、検索に引っかかる可能性が低いから、誰も見ない、売れない。
われわれ中小企業は、とにかく多くの人に知ってもらってナンボ。
じゃあどうする?
ここで必要になるのが、種まきコンテンツです。
こちらも【神作式モバイルバッテリー】を例を説明します。
ひと言で言えば、
訪問者が気になりそうなことを、先回りするコンテンツ(種まきコンテンツ)を作ること、これに尽きます。
【神作式モバイルバッテリー】を販売する場合であれば、種まきコンテンツとは具体的にこんなコンテンツが考えられます。
・神作式モバイルバッテリーと他社のモバイルバッテリーとの違い
・スマホ何回分の充電ができるか実験コンテンツ
・高温時の使用など、具体的な注意点などの専門知識コンテンツ
このようなコンテンツを投稿し、その内容に納得・満足したお客様が、【神作式モバイルバッテリー】を知って、良さそうだと感じて始めて購入する、といった流れが期待できます。
投稿する割合で言えば、9対1、8対2くらいの割合で、種まきコンテンツのウエートを増やします。
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まとめ
こつこつと種まきコンテンツを投稿するのは、簡単なことではないですが、定期的に続けることで、安定したアクセスを稼ぎだし、そのアクセスが会社の認知度アップ、商品・サービスの成約数・成約率アップという24時間365日フル稼働営業マンとして安定的な売上アップに貢献してくれます。
また、信頼関係が知らないうちに構築されることで、値引きや無理な納期に対応しなくても良くなるといった副次的要素をもたらすケースもあります。