コンテンツ案が浮かばない時、発想が貧弱で面白いアイデアが浮かばない時におすすめなのが、5W1Hゲームです。
ひとりでも出来ますし、複数のメンバー(2名~6名)で行うことも可能。
貧弱なアイデアがパッと思いもよらない方向に展開することがあります。
5W1Hゲームとは?
Where(どこ)、Who(だれ)、When(いつ)、What(何)、Why(なぜ)、How(どのように)
をそれぞれ紙に書いて、それらを組み合わせた時にできあがる文章を楽しむゲームのことをいいます。
5W 1Hゲームをするメリット
ターゲット(Who)やタイミング(When)等を変えるだけで、さらに発想を飛ばすことを体験することができます。
切り口を変えるだけで、面白いストーリーを生むことができます。
どうやってやるか?
では、事例をもとに説明します。
まずは、「今日、東京都内で、総理大臣が、車に乗った」という、普通の文章。
つづいては、(どこで)(何をした)をちょっと変えてみます。
「今日、スキー場で、総理大臣が、馬に乗った」
ちょっと現実味がありませんが、非日常的な情景が浮かんできました。
さらに、(いつ)(何をした)をさらに変えてみます。
「クリスマスイヴに、スキー場で、総理大臣が、踊りだした」
PRしたい商品がある場合
たとえば、メガネをPRしたい場合であれば、「ターゲットをオフィスワーカーにして、タイミングは休日に車を運転する時を想定した記事を書こうかな」とか、「ターゲットは外出の多いビジネスマンにして、タイミングは春の花粉で鼻水を垂らしている場面を想定して記事を書こうかな」といった具体的なシーンを想定することができます。
チームでやると面白い
ここまでは、ひとりでやる場合ですが、やはりゲームは複数でやるのがおすすめです。
もし、チームでアイデアを出し合う時にやって見てほしいので、進行方向をご紹介します。
仮に4人でやるのであれば、各メンバーに(いつ)(どこで)(誰が)(何をした)をそれぞれ担当してもらうのです。
その際、誰が何を書いたか?はお互いに分からないほうが盛り上がります。
1分程度時間を設けて、一斉にメモを出し合します。
チームの関係性によりますが、最初の1~2回はそれほど「ぶっ飛んだ」発想は出ませんが、3~4回目くらいになると、だんだん要領が掴めてきて、思い切った発想を出し合うようになります。
(ですので、各メンバーに(いつ)(どこで)(誰が)(何をした)をそれぞれ1回ずつの計4回くらいはやってみるのがおすすめです)
最後に
煮詰まったアイデアも、(いつ)(どこで)(誰が)(何をした)といった要素に分解するだけで、思いも寄らない方向に展開させることができます。