【2021/7/10追記】
パターのテークバックがブレてしまいます、改善方法はありますか?
このような疑問に答えます。
結論はパターのテークバックはブレてOKです。
まっすぐ引いてまっすぐ下ろすにこだわってない?
例えば、パットの名手である鈴木愛選手は、「まっすぐテークバック」していません。
また、ゴルフレッスン系では上位にあたるちゃごるTVのチャーリー高沖さんも、軌道は歪んだほうが良いといいます。
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歪んだほうが良い理由
理由は、テークバックからフォローを同じ軌道にすると運動エネルギーが一旦ストップしてしまって効率が悪いんだそうです。
動画にある、車のブレーキの話が分かりやすかったので、簡単な図解をしますと、、、
❌まっすぐテークバック
これだと、一旦ブレーキをかけて一時停止するためエネルギー効率が悪いけど、、
⭕円を描くテークバック
テークバックからフォローにかけて円を描くようにすると、一時停止する機会がなくなり、エネルギー効率が良い。
これがエネルギー効率の観点でみた場合に、テークバックの軌道がブレたほうが良い理由です。
とはいえ、小手先でテークバックするのはNGなので、ここからはテークバックがブレる原因を対策とともにご紹介します。
テークバックがぶれる原因と対策
大きな筋肉(体幹)が使えていない
最大の原因は体幹が使えていないからです。
手先のように器用ではない、背中やお腹の体幹を使うことで、再現性の高いストロークができるようになります。
体幹を意識するためのドリル
鈴木愛プロのドリルで、脇の下に棒を挟んで背中でストロークすることを意識するというものがあります。
スティックを使って、軽く両脇を締めると、背中が使えるといいます。
他に体幹を感じるドリルとして、テークバックしないでボールを転がす、というものがあります。
まっすぐストロークしていることを体幹するドリル
フォロースルーで正面より左に胴体をねじる感覚を、アプローチやパターで養うドリルです。
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テークバックの始動は足首から
片山晋呉プロはどこで上げているのかというと、以下の動画にもあるように、足首から始動するといいます。
これはあくまでボク個人の体験ですが、パターにも応用してみたところ、とても感触が良く、テークバックしやすかったです。
今日のなるほど
慣れるまで練習が必要かも知れませんが、パットイズマネーといいますし、自宅でできることも多いですから、ステイホーム期間にパッティングストローク改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。