数回に分けて行っている「プロに学ぶ写真の撮り方講座」。
以前からお付き合いのあるプロカメランの清水毅志さんに講師をお願いし、写真の撮り方を教えてもらうことにしました。
ということで、さっそくはじめていきます。
前回・前々回は、写真を撮るうえでの持ち方の注意点やカメラの構図についてお伝えしました。
今回は、食べ物やスイーツを撮る方法について。
食べ物(スイーツ)の撮り方のコツは3つ
食べのもの撮り方は、3つのコツがあるそうです。
ここでは、難易度が優しいものから順に解説していきます。
全体でなく、一部で良い
ボクにとって、結構、目からウロコの情報でした。
どうしても、あれも見せたい、これも見せたいという気持ちになってしまうせいか、全体を収めたくなってしまうんですよね。
たとえば、、、
もっと、食べ物の一部に寄せちゃってください。
えぇ〜、こんなに近付くんですか?
すると、こんな具合に、、、
もっと寄って撮ってみてください
1点集中、シンプルイズベストですね。
斜めだけでなく真上から撮る
続いてはこのように、全体を上から俯瞰するように撮る方法。
たくさんのお椀や皿が並ぶと、とても「映え」ますよね。
ここで注目したいのが、完全に真上から撮るコツについてです。
手順はとても簡単で、「設定」を開き、画面を下方向にスクロールして「カメラ」を選択してください。続いて、「グリッド」の右にあるスイッチ(ラベル)をオンにすればOKです
するとこのように、、2つの十字架が表示されます(左写真)
2つの十字架が重なったことき、完全に真上から撮ることができます。
逆光・サイド光で撮る
食事は、光があたる方向を変えるだけで、イメージが大きく変わるんだそうです。
光には、順光と逆光があります。
順光は太陽の光を背に、逆光はカメラに向かって太陽の光が指した状態をいいます。
また、サイド光とは、真横から光が被写体に向かって射す状態です。
今回は、撮影したお店の照明の具合などもあり、はっきり見分けのつく写真を撮ることができませんでした。
「逆光=避けたほう良い」とボク自身思っていましたが、食べ物を撮るには、逆光やサイド光は有効な撮影方法なんだそうです。
💡今日のなるほど
ターゲット(被写体)を明確にする、表現はシンプルなほうが伝わる、、、など、クリエイティブの本質をいつと違った切り口で感じることができました。
次回は、「視点を変える」についてお伝えします、お楽しみに👋