旅先で出会った感動的や風景やインスタ映えする風景写真を上手に撮るコツや注意事項を教えてください
このような疑問に答えます。
コツは、①雰囲気は明るさで調整(明暗の差が大きい場合はHDR機能を活用する) ②風景の前に花などを置いて前景を作る ③自然の中に人工物や人物を加えて印象的に撮ってみる ④三分割線を表示する ⑤思いっきりローアングルで撮ってみる、ということです。
この記事を書くボクはWebライター兼編集者として、自分のブログや企業の記事を企画・執筆・編集をしており、記事用写真を上手く撮るコツを写真作家さんから教えてもらっています。
今回はその第3回目として、風景写真を上手に撮るコツ【④3分割(グリッド)線を表示する】についてお話します。
3分割(グリッド)線を表示する
まずは、三分割(グリッド)線を表示する、についてですが、そもそも、写真を撮る目的ってなんでしょうか?
ほとんどの場合、「ここに来たよ」、「これ食べたよ」という記録をするためであることが一般的だと思います。
いっぽう、プロのカメラマン(写真作家)は自分の気持ちや感情を表現するための道具として写真を撮っているわけです。
記録をするためだけでなく、自分の気持ちや感情を表現するために写真を撮る、ことをちょっと意識してみてください
とはいえ、せっかく写真を撮るなら、ボクら素人でもプロが撮るセンスのある写真に近づきたいじゃないですか?
そのためには、被写体をど真ん中にしたり、周りに余計なものを写りこんでしまわないように撮ったほうが、自分の気持ちや感情が伝わる写真になりますよね。
そこで意識したいのが、まず「構図」を決めること。
難しそうですが、そんなことはありません。
カメラやスマホで写真を撮る際の構図には、日の丸構図と3分割構図という2種類の構図があることを覚えておくだけです。
日の丸構図と3分割構図
では、日の丸構図と3分割構図はどんなものなのでしょうか?
日の丸構図とは、被写体がど真ん中に配置されている構図のことをいいます。
これに対して、3分割構図とは、写真の縦横それぞれを3分割したうえで、その交点や線にメインの被写体を配置する構図のことです。
風景や建物、人物でも同じように考えます。
3分割構図を意識すると、簡単にバランスの取れた「安定感のある」「イイ感じ」の写真を撮ることができますよ
このように、3分割の直線に合わせて撮るだけで、景色の広がりを表現することができます。
3分割(グリッド)線を表示する方法
- 「設定」を開きます
- 「カメラ」をタップします
- 「グリッド」をタップします
たったこれだけで、3分割構図を意識した写真が撮れるようになりますよ
これで写真を撮るときに、グリッド線を表示させることができます(もちろん、撮った写真にグリッド線は写りません)
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まとめ
バランス感覚を持たせるのに、2種類の構図を意識して撮ってみましょう。
特に記録用としての日の丸構図より、表現するための3分割構図でグリッド線上に被写体を配置する撮り方にチャレンジしてみましょう。