松竹梅販売概要
商品やサービスの「松」「竹」「梅」のレベル分けをします。
行動経済学では、極端の回避性とも呼ばれ、多くの場合、両極端の価格帯を避け、中間価格帯の「竹」を選択すると言われています。
竹梅販売の事例
最近、ボク自身が経験した例でいうと、iPhone購入時のメモリー容量です(実際に、3つの選択肢うち、真ん中の「竹」を選びました)
他にも、寿司屋の握り寿司の価格設定だったり、ホームページのサービスラインナップなど、あらゆるところで使われる方法です。
松竹梅販売の背景にある顧客心理
商品が1つだと「買うか買わないか」という選択肢のみになるが「松」「竹」「梅」を揃えるとどれかを選ぼうとする心理が作用が働きやすくなります。
比較対象を持たせることで価値を感じてもらいやすくなるとともに、納得感を持って商品・サービスを購入してもらいやすくなります。
「一番安い商品「梅」にすると、ケチな人だと思われないか?」という見栄を張りたい心理が働きます(ただし、インターネット上では、見栄の心理は働かないことも多いです)
松竹梅販売のポイント
「梅」の商品・サービスも良いけど、「ちょっと物足りないかな」と思わせられるかどうか。
先述した通り、インターネット上では、見栄の心理は働かないことも多いため、キャンペーン中、として今だけ「梅」の料金で竹のサービスを受けることができる、にすると納得感、お得感が出やすいです。
松竹梅販売の注意点
「松」「竹」「梅」を作るのが難しい場合はまずは現行の商品サービスの上位版を設定しましょう。
インターネット上では「梅」もしくは「竹」ではあまり手間をかけることなく、自動でフォローアップすることも重要になります。
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