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ブラジル映画【ぶあいそうな手紙】感想「人に何かを伝えることの大切さと素晴らしさ」

先日、ブラジル映画の【ぶあいそうな手紙】を鑑賞しました。

感想をひと言で言うなら、【人に何かを伝えることの大切さと素晴らしさ】を改めて教えてくれる映画でした。

見ようと思ったきっかけ

映画のタイトルと、ブラジル映画(今回初めて)だったことです。

映画を通して、ブラジルの街並みを見てみたかったというのもあります。

あらすじ

舞台は、ブラジル南部の港町ポルト・アレグレ。

主人公のエルネストは妻に先立たれた78歳の独居老人で頑固者。

読書が大好きですが、老境を迎え、視力を殆ど失ってしまい、長く暮らしたこの自宅を売却し、息子からサンパウロで同居することを求められるが、なかなか住み慣れた街から離れることができません。


そんなある日、生まれ故郷ウルグアイに住む初恋の相手から手紙が届きます。

視力の衰えたエルネストは、ひょんなことから知り合った孫ほど年の離れた女性ビアに手紙の代読・代筆を依頼をきっかけに、二人の関係を描いています。

知っておきたい場面設定

ボクには殆ど判別ができませんが、映画ではブラジルの言語であるポルトガル語と、エルネストの生まれ故郷ウルグアイの言語であるスペイン語の2つが使われています。

舞台となったブラジル南部のポルト・アレグレという街は、18世紀にポルトガル人が入植して以来、ヨーロッパや隣国から移民を受け入れて発展した港町のようです。

主人公のエルネストは、政治情勢が不安だった40年以上前に、ウルグアイからポルト・アレグレに移民した設定になっています。

良かった3つのポイント

人に何かを伝えることの大切さと素晴らしさ

ごくごくシンプルな手書きの手紙をいう手段を通して、人に何かを伝えることの大切さと素晴らしさを改めて感じました。

手紙を読み上げるビアは、その言い回しに感動したり、差出人の気持ちを推測しようとすシーンが何度もあり、とても丁寧に描いています。

男性特有の、よそよそしく他人行儀な手紙の書き方をするエルネストにダメ出しするビアは的確で、いつもは頑固だけど孫の言うことなら何でも聞いちゃうおじいちゃんっていう感じが微笑ましいです。

老いによる苦しみ悔しさを支え合う仲間

住み慣れたとはいえ、殆ど視力を失った男性の一人暮らしはどれだけ不自由なことか、正直見当がつきません。

そんな不自由さを知ってか、アパートメントの隣の部屋に住む同年代で耳がよく聞こえないのハビエルとの友情も見ものです。

憎まれ口を叩きながら、毒舌を浴びせながらも、お互いを気にかけ、思い合う姿に深い絆を感じます。

最後の2人のやり取りはグッと込み上げるものがありました。

自分の直感を信じて責任を持って行動するという生き方

エルネストが自分の直感を信じ責任を持って行動する姿にとても共感しました。

エルネスト手紙の代読・代筆を依頼するビアですが、視力が衰えていることをいいことに、お金を盗んだり、元カレを勝手に部屋に入れてしまったりとやりたい放題で怪しすぎ、この娘や良い子なのか、悪い子なのか、見当がつかずにハラハラしました。

しかし、エルネストは最初からすべてお見通だったようで、最初はビアを疑ったり、試すような素振りをみせつつも、ずる賢いビアの成長を見守り続け、2人の出会いを楽しんでいるかのようでした。

最後に

最後のエルネストやビア、それぞれの決断がまるで自分ごとのように心を揺さぶりました。

エルネストがビアに託した最後の手紙を受け取ったのは誰なのでしょうか。

おまけ

とても温かい気持ちになる映画だったのと、コロナの影響で、1席ずつ空いている状態でさらにゆったりした気持ちになれました。

場面に合わせて使われる音楽やブラジルらしいラテン音楽や、スパニッシュギターに癒やされます、予告編と合わせて、お楽しみください。

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