「パターの練習方法をもっと知りたい」
「パターの効果的な練習方法を探している」
このような悩みにお答えする記事になります。
この記事を書くボクはゴルフ歴34年ベストスコア74の元競技ゴルファーです。
パターは体格による身体能力の差がないため、練習次第で初心者でも上達できますし、なにより練習場に行かなくても自宅でも上達できるのが良いですよね。
今回は、ボクが数え切れないほど視聴したパターレッスン本や動画の中からわれわれアマチュアでも手軽にでき、なおかつ再現性の高いものを厳選してご紹介します。
2つのボールを同時に打つ
例えばこの場合、目標方向に向かってスクエアにインパクトできれば、2個のボールはまっすぐに転がってくれます。
このように、2個のボールを同時に打って、正しいストロークを身につける練習をすすめてくれるのは、芹澤信雄プロや藤田寛之プロです。
目標どおりまっすぐ転がすためには、パターの面がスクエアの状態で打つ必要があります。
そんな時におすすめしたいのが、2個のボールを使って、自分のストロークをチェックする方法です。
再現性★★★
お手軽度★★★
では、実際に2個のボールを打ってみます。
パターヘッドのトゥ(先端)寄りと、 ヒール (手前) 寄りに平行に並べて同時に打ちます。
フェース面が変わらずにスクエアに打ち出すことができれば、 2個のボールは等間隔かつ当速度で転がり始めます。
では、もしフェース面が変化した場合は、ボールの転がり方はどのように変化するでしょうか。
開いて当たっている場合
まず、開いて当たっている場合を考えてみると、パターヘッドのトゥ(先端)寄りのボールがヒール (手前) 寄りのボールよりも早く飛び出したり、目標よりもトゥ(先端)寄りのボールが外側に飛び出すことが分かりました。
閉じて当たっている場合
次に閉じて当たっている場合を考えてみると、パターヘッドのヒール (手前) 寄りのボールがヒール トゥ(先端)寄りのボールよりも早く飛び出したり、目標よりもヒール (手前)寄りのボールが外側に飛び出すことが分かりました。
開いて(閉じて)当てるクセを利用する打ち方
ここでボクが気になったのが、ショット同様に自分のクセを活かす打ち方です。
まっすぐ構えてまっすぐ打つことは、そう簡単ではないし、最初から開いて(閉じて)当てるクセを利用する前提の打ち方はないのでしょうか。
そこで参考になったのが、佐久間馨さんの動画にある「絶対左(右)に行かない打ち方を最初から作っておく」、という考え方です。
例えば、閉じて当てるクセがあるなら、左に引っ掛ける確率が高いので、ハンドアップの状態で構えてみるのもアリだと思いました。
プロを目指しているわけではないので、このような考え方は合理的ですし、再現性が高い上達方法なのかも知れません。