【映画】東京オリンピック2020サイドAを観てきました。
今回は、感想などを一問一答形式で述べてみたいと思います。
この映画を選んだ理由は
映画の予告編を観たことがきっかけです。
仕事柄、さまざまな視点から物事を捉えることを意識していたり、スポーツ全般が好きなので、観ない選択はありませんでした。
あらすじ(公式サイトより)
2021年夏、日本人は、いったい何を経験したのか——コロナ禍、延期、様々な問題、そして迎えた1年遅れの開催。
750日、5000時間の膨大な記録が映し出していたものは、フィールド上、競技場の内外、至る所に満ち溢れていた情熱と苦悩。
その全てを余すことなく後世に伝えるために、映画監督・河瀨直美が紡ぎ出す、「東京2020オリンピック」の2つの事実。
コロナで見えづらくなった“繋がり”を可視化し、“オリンピックの在り方”と“日本の現在地”を突き付ける。今後、オリンピックが進むべき道は? 本当のニューノーマルとは?
2つの側面から、あなたにとっての東京2020オリンピックの「真実」が見えてくる。
https://tokyo2020-officialfilm.jp/
この映画の感想を一言で言うと
日本人が理解することが難しい国際的な問題をはじめ、アスリートの多様な価値観をうかがい知ることができました。
どうしてそう思う
女子バスケットボールのカナダ代表キム・ゴーチャー選手と、元日本代表の大崎選手の2人が子供の出産を機にオリンピック出場を断念する選手としない選手として対比されています。
日頃は彼女らの活躍を、テレビで観るしかありませんが、家族や関係者をの協力を得ながら子供を出産してもオリンピックに出場する姿は、この映画でなければ知り得なかったからです。
また、グエン・ベリーという アメリカ女子ハンマー投げの選手がいますが、彼女にとって大切なのは、オリンピックより人種差別問題をなくすことです。
過去にも何度か物議を呼んだこともあるようですが、自分が大切にしていることをこうと決めて突き進む姿を観ると、人としてどう生きるかという本質的な問いを投げかけられている気がしました。
気になったセリフ
沖縄に住むどこにでもいそうなおじいちゃんが、空手の型で金メダルを取った喜友名 諒(きゆなりょう)選手の演技を見て、「あれは金メダルを取るための伝統を型ではなく、沖縄の伝統的なに空手の型だ」と寂しそうに言ったのが印象的でした。
関連記事▶【映画】あゝひめゆりの塔 感想・悲しい結末だと分かっていてもみるべき
この映画の最大の学びは
オリンピックには、アスリートの数だけ物語がある、ということです。
この映画を誰に勧める?
✅ドキュメンタリー好き
✅スポーツが好きな人
✅毎日が運動漬けのアスリート
✅人が好きな人
におすすめできる映画です。
まもなく、アスリートを支える側の視点(サイドB)が始まります。
オリンピックの感動を思い起こしつつ、アスリートの人間ドラマや価値観に触れることができますよ。
公式サイト▶https://tokyo2020-officialfilm.jp/