分かりやすく話すことができる人、豊富な語彙力を持つ人にあこがれますし、なりたいものです。
それは、ブログを書けば書くほど、また、言葉にして話せば話すほど感じます。
そのためには、たくさんの本を読み、新しい言葉を手に入れ、ブログに書く、人に話すことが不可欠です。
他の人に説明できるくらいに理解できたか
「なんとなく分かった」ことを実際に言葉に落とすことには、大きな差があります。
それは、ブログを書けば書くほど、また、言葉にして話せば話すほど感じます。
エドガーテールの学習法則によれば、
・聞く 10%
・読む 20%
・見る 30%
・見ながら聞く 50%
・議論する 70%
・他の人に教える 90%
他の人に教えられる時の学習の定着率は、聞くだけよりも9倍、見るだけの3倍も上がるといいます。
読書は脳内変換
だからと言って、急に読書を習慣化するのは、難しいことです。
ボク自身の経験をさかのぼってみると、本を広げて文字を追うことは、苦痛でした。
文字を追ううちに、わからない言葉や表現に、それらを脳内変換するのが面倒になります。
人間は脳にストレスをかけたくない生き物ですが、面倒になるのは当然です。
例えば、われわれが街を歩いている時に、カタコトの日本語で道を尋ねられたら、友達を話す時とは異なる、脳の使い方をしているはずです。
もし、道を尋ねられることが30分もしくは1時間と延々に続いたら、パソコンに負荷をかけると熱を持つように、脳がオーバーヒートを起こしてしまうでしょう。
そんな、脳がオーバーヒートしていたボクにとって読書がなくてはならない存在になったのは、言葉に力を感じたからです。
本から他者のエピソードを追う
本によって別の世界を知ると、その言葉に対して、他者の体験を知ることができ、周囲の見え方が変わることがあります。
ボクにとってお金と同等に大切なのは、時間であり、気力(やる気)です。
それをある著書では、「気力第一主義」と名付け、そう感じるまでに至るエピソードが多数紹介されてました。
ボクは非常に共感し、著書を通じて、他者のエピソードを追い、見え方が代わり、また、自分の考えをゆるぎないものに固めることができました。
このような体験は、また新しい本と出会いたいという、大きな原動力になります。
言葉が積み重なって新しい言葉を作り出す快感
またある時は、睡眠時間よりも、寝付きの良さ(布団に入ってすぐ眠れるか)を大切にしている、という話を聞いたことがあります。
とても興味を持って聞いたボクは、さっそく、寝る直前にストレッチやヨガしたり、早起きして散歩してみたり、試行錯誤をしています。
このような価値観に共感しつつ、前述した「気力第一主義」をなぞって、「寝付き第一主義」と名付け、時々健康に興味ある人との会話に取り入れるなどして楽しんでいます。
このような、言葉が積み重なって新しい言葉を作り出すことは、何にも代えがたい楽しみであり、快感であるとも言えます。
これも読書があってこそです。
読書を楽しむコツ
自分の役に立つ本から読んでみる
ボク自身もそうだったのですが、難解なものではなく、すぐに自分の役荷立ちそうな、身近なテーマの本を読んでみるのがおすすめです。
営業職なら、セールストークやマーケティングに関する本や、事務職なら、Excelのノウハウ本など、明日から使ってみたくなるような本を読むことです。
このような、すぐに役立つ(報酬)システムを構築することができれば、あとは勝手に読書の習慣が身についていきます。
最初から最後まで読もうとしない
また、本は最初から最後まで読もうとしないことです。
小説だと難しいかも知れませんが、ビジネス書なら、目次をパパッと読んで、興味のある所だけ読めば十分だと思います。
そんな読み方は勿体ない、と思うのであれば、まずは近くの図書館で本を借りたり、ブックオフで買ってみても良いでしょう。
いつでも読み返せるように書き記す
言葉の力は偉大です。
ボク自身、どれだけ人の言葉に勇気づけられてきたか分かりません。
そんな言葉をボクはクラウドに保管をしるなどして、いつでもも見返せるように書き記すことで、「自分を励ます仕組み」を作っています。
まとめ
自分の行動範囲だけだと、自分自身もしくは、自分の属するコミュニティーの言葉しか手に入れることができません。
たくさんの本に出会って、新しい世界観、新しい言葉に出会いましょう。
■編集後記
昨日はブログと音声を早朝に済ませ、通常業務でした。
夜はスポーツジムで腹筋と関節まわりのストレッチプログラムを受けました。
今月の関節まわりプログラムは肩周りが中心なのですが、とにかくデスクワークで内側へ内側へと向かっているせいか、ゴリゴリとつまり具合を強く感じています。
終わったあとはスッキリ、偏りが無くなったことを実感できるのが良いです。