失敗をするのは仕方がないとしても、クヨクヨの頭で引きずらないようにしたいものです。
そのためには、ネガティブに考えないよう訓練を続けて、できるだけ呑気に生きている人と一緒に過ごすのがおすすめです。
以前のボクは、「もっともっと考えなければいけないのではないか?」と「なんとかやり遂げなくててはいけない」と自分を追い込みがちでした。
自分を追い込むと、何をしていても楽しめないし、自分のことをダメな奴だとレッテルを上書き更新し続けるため、自己肯定感が下がるわけです。
コロナで誰とも話さない日は時に失敗をしてしまったら最後、寝るまで、いや寝ている間も夢の中まで引きずっているかも知れません。
「オマエの失敗なんて、オマエ以外に覚えている人はいない」
ある時、お世話になっている方が救いの言葉をくれました。
つまらない失敗を引きずっているボクに、「オマエの失敗なんて、オマエ以外に覚えている人はいないんだよ」といってもらえて、救われたことがあります。
コロナうつを軽視しない
特に最近だと、コロナうつを軽視しないようにしています。
ちなみにコロナうつとは、、、
新型コロナによる自粛やリモートワーク、感染への不安、テレビ等の報道に触れることによる漠然とした不安が原因でうつ状態(気分が落ち込む、やる気が出ないなどの症状が出る状態)になることがコロナうつと言われています。
引用元:http://morinomiyamentalclinic.com/coronautsu
そこで気を付けていることは、①毎日自分の機嫌を取る②モノを考えない性格に人を付き合う③かなり努力しないと無理なことはやめる、という3つです。
毎日自分の機嫌を取る
毎日自分の機嫌を取るようにすると、嫌なことを忘れることができます。
上司の機嫌や家族の機嫌を取らなきゃ、とあれこれ思案を巡らせることは、巡り巡って自分に返ってきますが、その前に、まず自分の機嫌を取っているか、は重要なポイントです。
ピラミッド上に積み上げられたシャンパンタワーですが、1番上からシャンパンを注ぎ、最後の段まですべてのグラスがシャンパンで満たされると完成です。
このシャンパンタワーを見ると思い出されるのが、自分と自分を取り巻く人間関係が重なって見えることです。
一番上のシャンパンが自分だとすれば分かりやすいと思いますが、すべてのシャンパンタワーを満たすために、常に自分のグラスから注ぐことを心がけるようにしています。
そのためにおすすめしたいのが、とある作家さんのアイデアである、自分のご機嫌取りリストを作ることです。
ボクの場合は、スポーツジムでカラダを動かし、大きな湯船に浸かると、かなりリラックスすることができるので、週3回くらいリスト入りさせています。
その他、マッサージに行ったり、自宅を温泉化して、自分が気分の良くなることを必ず実行するようにしています。
モノを考えない性格に人を付き合う
はじめに言っておくと、これは悪口ではありません。
何でも楽観的で、失敗を笑いに変えることができる人を一緒に過ごしていると、「オレの失敗は、こういうふうに受け止めれば良かったんだ」と自分の思考を良い方向に書き換えることができます。
これだと、自分の思考の中から「失敗」という概念が無くなっていくので、引きずりようがなくなるわけです。
かなり努力しないと出来そうにないことはやめる
これはボクのクセで、いったん高い目標を立てると最後まで頑張ってしまうところです。
それだけならまだしも、頑張ることそのものが目的になって、ただの自己満足になってしまうこともしばしば。
高い目標を立てればその分、やりがいはありますが、失敗のリスクも増えます。
そんな時は、手の届きそうな目標をリセットして、できることに集中すべきです。
前のところで「楽観的な人と付き合う」と話しましたが、ここでも付き合う人には気をつけます。
具体的には、無責任におだてたり、やる気にさせようとする人に乗らないことです。
また、無闇に自分のモチベーションが乱高下するような情報に依存している人は、しばらく断ち切ってみるのもおすすめです。
気力第一主義
一週間や一ケ月では変わりませんが、気質が変わっていくことに気がつくはずです。
ボクは自分の気質を定点観測するようにしていますが、確実に変化しています。
失敗に対する視点を変え、楽観的な人と付き合うことで、失敗を引きずらない人になることができます。
■編集後記
昨日はオフ。
困難な時に励みになるように、胸を打つ言葉をひとつのメモに書き留めました。
言葉の力は偉大です。