自社のECサイトで思うように商品が売れず、入力フォームに原因があるのではないかと仮説を立てたり、他社の入力フォームを使った際に、自社の入力フォームに問題があると感じることは担当者なら一度や二度ではないはず。
カート放棄率を改善するなら、まずは自社のフォームがダメな入力フォームになっていないか、チェックすることからはじめてみませんか?
この記事では、入力フォームでありがちな、
をするためのNG事例をもとに、
どのような工夫をすべきかや、カート放棄したユーザーを放ったらかしにしないための対策をとり、
機会損失を回避する方法について述べてみたいと思います。
会員登録をしないと買えない
いまの時代、会員登録をしないと、オーダーフォームに行けないのは心理的ハードル高いです。
理由は、ユーザーは個人情報を登録する手間をかけたくない、メルマガが届くのではないか?などの不安を感じているからです。
会員登録しなくても買い物したい人の気持ちに寄り添う入力フォームに改善しましょう
SNSまたはAmazonアカウント連携ログインが使えない
こういった別のアカウントと連携させるための入力簡素化も、いまや常識となりつつあります。
ユーザーの【面倒くさい】という感情を起こさせないための工夫が必要です。
フォームエリア自体の色がついていない
フォームエリアに色がついていたり、
※「.@ (@の前にドット)」、「.. (ドット2つ)」を含むメールアドレスはご利用いただけません
といった、入力の際に注意して欲しいことが明記してあると、
【ちゃんと入力しているはずなのに、なぜ登録ができないのかしら】
という感情を起こさせないための工夫が必要です。
注文時に配達日時指定希望がない
働いている主婦や、外出の多い方ならこういったちょっとした気遣いが嬉しいものですし、ボク自身がそうなのですが、「配達員さんに何度も来てもらうのが申し訳ない」という感情を起こさないことにも繋がるのではないでしょうか。
入力残り項目数のカウントダウンチェックがない
このようなカウントダウンチェックも、せっかちなユーザーが【はやく入力を終わらせたい】という感情を起こさせないための工夫だといえます。
カート放棄したユーザーへの対策
ユーザーが最後の最後で
は売上やCV率に直接マイナスに影響します。
ASPによって、できること、できないことがあると思いますが、
最優先でひと工夫することをおすすめします。
とはいえ、買い物かごに何かしら入れたユーザーが100%購入完了することはありません。
このような、カート放棄をした人に対しては、
の配信がおすすめです。
商品やサービスの種類によりますが、カート放棄したその日から3〜7日間くらい、広告配信するのが効果的です。
まとめ
さまざまなフォームに工夫の余地のある、NG事例を紹介しました。
また、工夫したこと・改善したことはしっかり効果測定すべきです。
ここで詳細は割愛しますが、Googleアナリティクスなどを使って、ページごとの離脱率を測定することが可能です。