突然ですが、あなたは問題解決スキルをもっと細かい要素に分解して考えたことはありますか。
ボクが考えるに、問題解決スキルは
・質問力
・検索力
・試行錯誤
この3つの要素に集約できると考えます。
今回はこの中から質問力について、Yahoo!知恵袋の質問者のタイトルに意地悪なツッコミを入れてみた、という話です(※質問はそっくりそのまま掲載することなく、表現を変えてあります)
なぜこんな話をするかというと、ボク自身、Webメディア運営塾の講師を3年ほど経験があり、およそ400名の経営者から個人事業主まで1,000時間ほどサポートした中で一番感じたことは、こんなにも質問の仕方が違うんだということでした。
意味不明、理解不能な質問から、はい、いいえの2択で済むような、丁寧に噛み砕いた質問まで様々でした。
結論から言うと、質問力のポイントは、誰がこの質問を観た時に同じように理解できる質問か、ということ。
質問の質は、コミュニケーションの質なんですよね。
1回の質問で済むのか、3回の質問で済むのかでは、自分はもとより、相手の時間を奪うことにもなりかねません(もちろん受け取る側の理解力も影響しますが、、、)
いずれにしても、自分が伝えたいことをいち早く相手に理解してもらうスキルは、相手が言いたいことを理解できるスキルにも繋がりますから、プライベートでも仕事でも日頃の問題解決をするうえで、質問力はもっとも重要なスキルだと言えるでしょう。
それではここで、質問力を身につけるYahoo!知恵袋を使った練習方法を紹介します。
以下のような質問(タイトル)があったとします。
ワタシがダイエット中だと知っている異性の友人から甘いものを勧められます
あなたはどう感じますか。
「それで、、、何?」「だから、、、どうしたの?」というツッコミが聞こえてきそうですよね。
ボクも同感です。
さきほど、質問力のポイントは、誰がこの質問を観た時に同じように理解できる質問か、だとお伝えしましたが、このポイントを掴めていませんよね。
あなたなら、どう質問しますか(タイトルを変えますか)。
ボクならせめて、、、
ワタシがダイエット中だと知っている異性の友人から甘いものを勧められて困っています
とか、
異性から甘いものを勧められた時に上手に断る方法を教えてください
と質問できれば、相手は殆ど脳内変換をすることなく、何をして欲しいかがタイトルを見ただけで伝わることでしょう。
もうちょっと、事例を交えて理解したい、と思った方はこちらの過去記事がおすすめです。