いつまでも感受性を豊かにしておきたいものです。
感受性を豊かにするためには、五感を刺激する必要があります。
しかし、五感が疲れていると、カラダの疲れに比べると疲労を感じにくいことがあります。
では、五感を疲れさせないために、どんな対策をするべきでしょうか?
意識的に情報から離れる
ここで言う情報とは、ネットやテレビから何となく受け取っている情報をこと。
ボクはかれこれ20年近く、テレビをリビングに置かない生活をしています。
毛嫌いしているわけではありませんが、音と映像で魅力的な情報を発信されため、視覚と聴覚を一気に奪われてしまうような気がして、、、
ネットニュースも広告を含め、いったん見始めると、人の興味を惹く工夫がされており、つい時間を忘れて視聴してしまいます。
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だからこそ、ボクは2つの視点で意識的に情報をから離れるようにしています。
時間を区切る
学生時代に誰でも経験したことのある「時間割」ですが、ボクはいまでも自分の時間割を設定するようにしています。
そうすることで、だらだらしなくなりますし、終わりの時間を決めて作業すると集中力が上がるからです。
また、15分以内でできるタスクの活用もおすすめです。
会議と会議の合間にできた15分のスキマ時間がある場合を想像してください。
ゆっくり自分のタスクをこなせるほどの余裕はない、とはいえボーッと過ごすのはもったいない。
そんな時のために、15分以内でできる負荷の軽いタスクリストを作っておきましょう。
例えば、
✅メールのチェック
✅机まわりの整理&ゴミ捨て
✅スマホの画面を拭く
といった具合に、ちょっとした時間にできることを敢えてタスクにしておきます。
ヘビーな会議も1つのタスクですが、ゴミ捨ても1つのタスクです。
タスクを自分の意思で「やっつけた」ことに変わりはないので、一定の達成感を得ることができますし、ワーキングメモリを使いがちな重めのタスクの合間に負荷の軽いタスクを噛ませることで、次の重めのタスクに取り掛かりやすくなります。
空間を区切る
テレビをリビングに置かない、といった環境面の工夫も重要です。
リビングにあるものといったら、小さな絵画や写真くらいです。
ときどき音が欲しくなるので、音楽を聴く。
このくらいの環境がボクには良いバランスのようです。
テレビを見る空間を、リビングではなく、寝室にすることで、「さて、これからテレビを楽しむぞ」という気分になりますし、目的が済んだら、テレビの無いリビングに戻る、といった具合にメリハリが付きます。
仕事ひとつとっても、作業する机と、思考する机を分けています。
理由は、PCの前にだらだら座っていると、ついついネットサーフィンしてしましったり、動画を際限なく見てしまうことを辞めたかったからです。
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そうすることで、今は「考える時間」なのか。「作業する時間」なのかをはっきり自覚できるようになり気持ちの切り替えがスムーズになりました。
時間を忘れて動画やテレビのめり込んでしまうと、五感は疲れてしまいます。
没頭しすぎて感受性が弱くならないように、上手に付き合いたいですね。
■編集後記
昨日はオフ。
普段行かないカフェで読書をしたり、普段歩かないルートを歩いてみたり、普段作らない食べ物を作って、五感に刺激をたっぷり与えました。