新年で職場が変わったり、配置転換にあることがあると思います。
そんな時、多くの方が気になったり悩むのが、「周りとの人間関係の構築」ではないでしょうか。
そんな時は、「人間関係」の構築より、「雑談する仕組み」の構築を意識するのがおすすめです。
ボクの20年の個人・法人営業時代の経験を元にお話します。
ランチタイムに雑談のオンパレード
ボクがやってきたことといえば、社内・社外を問わず、片っ端から仕事以外の雑談をすることです。
それも、1対1など、できるだけ少人数でします。
当時喫煙をしていた時期もあるので、タバコ部屋に入り浸っていました(今では微妙ですが)
ランチに誘えそうな相手なら、ランチもします。
転職間もなかったりすると、毎回の外食って財布に厳しかったりしますが、そこはちょっと我慢が必要かも知れません(理由はこのあと話ますが)
・仕事以外の話で、何か共通の話題がありそうか?
・相手は、人生で大切にしているものはなにか?
・最近、腹が立ったこと
など、一見するとどうでも良いことばかり雑談します。
なぜそうやって雑談をしてきたかというと、もうお気づきかも知れませんが、「自分が困った時、相手に助けを求めやすくしておきたかったから」です。
普段から雑談しておくことで、相手が何を考えていてどう反応するかをあらかじめ理解しておく、ということです。
では具体例をもう少しお話します。
マズローの5大欲求
マズローの法則とは、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されるとする心理学理論で、「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求(所属と愛の欲求)」「承認欲求」「自己実現の欲求」の5段階があるといわれています。
この5段階のうち、相手がどの階層の欲求が強いかを意識しながら、頼み事を、相談ごとをするのです。
例えば、所属の欲求が強ければ、日頃からちょっとした集まりに加わってみたいり、逆に面白そうな集まりに誘ってみたり。
自尊欲求が強ければ、(多少大げさに)持ち上げる、とか、だれより先に声を掛けてみる(1番が好き)など、意識して友好的な関係性を作っておくのです。
雑談上手は、相談上手です。
ひとりで悩むより、ずっとものごとが早く解決することが多いように思います。
■編集後記
一昨日からの風邪で、昨日も引きこもっていました。
ゼリーやポカリスエットから多少固形物も食べられるようになり、快方に向かっていますが、もうちょっと楽にして過ごしたいと思います。