動的検索広告とは、通常の検索広告とどうちがうのでしょうか
動的検索広告を導入するうえで、何か注意点はありますか
このような疑問にお答えします。
この記事で分かること
・動的検索広告(DSA:Dynamic Search Ads)とは
・イメージを通常の検索広告との比較で図解
・動的検索広告のメリット
・動的検索広告がオススメな商材・業界
・配信上の注意点
この記事を書くボクは検索広告運用歴約7年。
この記事では動的検索広告のイメージを図解するとともに、メリットや注意点、さらにボクの経験上ではありますが、動的検索広告がおすすめの商材・業界についてお伝えします。
動的検索広告(DSA:Dynamic Search Ads)とは
Google広告の中の、検索連動型広告のひとつで、広告主のウェブサイトから半自動で広告を出稿する機能のこと。
Yahoo!広告にも同様なサービスがあり、DASと呼ばれています。
貴社のウェブサイト(ランディングページ)から検索キーワードを選んで登録、さらに広告文まで考えてくれることになります。
イメージを通常の検索広告との比較で図解
ざっくり見ると、こんな感じでしょうか。
運用者目線で言えば、CVはおろか、検索があるかどうかも判らないキーワード登録をする必要がなく、心折れる機会が減りますよ
動的検索広告のメリット
出稿にかかる作業時間を大幅に削減できそうだ、ということは容易に想像できそうです。
他にも、ユーザーの検索にマッチした広告が配信されるため、競合が入札してないようなキーワードを拾うことができ、成約率アップが期待できます。
動的検索広告がオススメな商材・業界
実際にボクが関わったケースで言いますと、旅行予約サイトです。
例えば、【地域名_ホテル名】 【観光地_宿泊】など、掛け合わせキーワードの数は膨大であるため、人間ではとても対応しきれない場合にはウェブサイトの情報と網羅性の高い動的検索広告はオススメできます。
配信上の注意点
ここまで良いことばかりお伝えしましたが、注意すべきこともあります。
表示させたくないキーワードをあらかじめ登録する
通常の検索広告と同様ですが、前述の旅行予約サイトであれば、【キャンセル】【クレーム】などのキーワードで広告は表示させたくないですよね。
表示させたくないウェブサイトURLをあらかじめ登録する
遷移させたくないページURLを登録する必要があります。
(特定のページURLのみ選択した場合は必要ありません)
例:プライバシーポリシーのページなど、遷移させたくないであろうURLをあらかじめ登録しておきましょう。