✅リモートワークでパソコンに繋ぐモニターの解像度がイマイチ
✅パソコンから大画面モニタに繋ぐと動画がカクカク
こんな経験はありませんか。
結論からお伝えすると、バージョン2.0a(プレミアムハイスピードとも呼ばれる)、もしくはバージョン2.1(ウルトラハイスピードとも呼ばれる)のHDMIを購入しましょう。
ここでは、リモートワークやエンタメを楽しむ人のための、HDMIケーブルの選び方や、スペック比較などご紹介します。
HDMIを使う目的
そもそもHDMIを使う目的ってなんでしょうか。
パソコンを適切な解像度で操作するためだったり、4Kなどコンテンツ通信速度に見合った視聴環境を手に入れることだと思います。
デジタルテレビの画素数は、ハイビジョン(1,366×768)の約100万画素から、フルHD(1,920×1,080)の約200万画素、そして4K(3,840×2,160)の約800万画素まで進化してきました。
そのため、You Tubeの4K映像を10年前のテレビで繋いでもキレイに映らないのは、解像度や通信速度に見合っないことが関係しているということです。
HDMIがないとどうなる?
通信環境以外にも、動画がカクカクしたり、遅延が起こりやすくなる原因になることがあります。
ディスプレイが接続されていないと800×600ピクセルなど低解像度に設定されてしまい、画面が明らかにキレイに見えなくなったり、作業しにくくなる原因になります。
HDMIスペック比較(4つの区分がある)
HDMIには大きく分けて4つの区分があり、コンテンツ視聴をする際、機器・ケーブルともに用途の条件を満たさないと不具合が起こることがあります。
ケーブルの区分 | バージョン | 帯域幅 | 解像度・フレームレート | ||
ウルトラハイスピード | Ver.2.1 | 48Gbps | 7,680×4,320・60p 3,840×2,160・120p | ||
プレミアムハイスピード | Ver.2.0〜2.0a | 18Gbps | 3,840×2,160・60p | ||
ハイスピード | Ver.1.3〜1.4 | 10.2Gbps | 4,096×2,160・24p 3,840×2,160・30p 2,560×1,440・75p | ||
スタンダード | Ver.1.2 | 4.95Gbps | 1,920×1,200・60p |
確認方法
ここで気になるのは、あなたがいま、どの区分のHDMIケーブルを使っているのか、ということでしょう。
確認方法は簡単で、HDMIケーブルを覗いてみると、ボクの場合、HIGH SPEEDタイプと明記されていました。
💡今日のなるほど
結論としては、HDMIを使う方は例外なく、バージョン2.0a(プレミアムハイスピードとも呼ばれる)、もしくはバージョン2.1(ウルトラハイスピードとも呼ばれる)のHDMIを使ったほうが良さそう、ということですね。