社会派ブロガーちきりんさんの著書、「ゆるく考えよう」を読了しました。
感想をひとことで言うなら、「世間が作り上げた幸せの型にハマろうとするほど、それは遠ざかっていく」ということです。
この記事では、印象に残った内容と、行動に移したいことを3つにまとめて紹介します。
1点豪華主義という生き方
ちきりんさんは、本書はもちろん、ブログでも自分は何をしていたら楽しいのか、という自分目線の価値観をもつことの重要性をたびたび述べています。
例えば、この記事。
「なんとなく」とか「成り行き」ではなく、「事情があるから」「仕方なく」でもなく、こういう生き方がしたいから、こうやって生きて生きています!と言えること
Chikirinの日記
では、自分目線の価値観がなければどうなるでしょうか、、、
それは、結果的に誰かのため、社会のために生きることになるということ。
他のすべてを妥協してでも、「これがいいと思えるもの」があるかどうかです。
例えば、住まい選びのその1つだと考えられます。
ボク自身も昨年、住み替えをしました。
駅から徒歩1分で通勤には本当に便利でした。
いざとなれば、駅チカなら高く売れるだろう、くらいは考えていましたが、「何となく」買ってしまったというのが正直なところ。
実際に住んでみると、便利な反面、夜中まで騒々しい。
そんな経験を踏まえて、ボクにとって本当に必要なのは、「刺激の少ない、ノイズの無い静かな環境」でした。
コミュニケーション成立比率という基準の持ち方
本書には、「コミュニケーション成立比率」という考え方が述べられています。
文字通り、コミュニケーションの成立度合いを言語化したものを基準にする、ということ。
例えば、、、
【コミュニケーション成立比率 90%以上】
日常会話業務上の会話に加え感情や感覚の説明もほぼストレスフリーで理解しあえる擬態語擬声語の捉え方も受信者の理解は発信者の意図と極めて近い前提を省略した会話も問題なく成り立つ
【コミュニケーション成立比率 50%以上】
日常会話に問題はないがともに仕事をするにはお互いに注意深いコミュニケーションが必要業務の場合は話すだけでなく文章化や図解による確認も行った方が安心できる
【コミュニケーション成立比率 20%未満】
相手の言っていることが理解できない場合が多い自分の言いたいことも伝わっていないと感じる思考構造が違う
本書ではもっと細分化されていますが、このような基準を身近な人から当てはめてみるだけで、分かり合えないことにストレスを感じにくくなる。
ボクもお客様と直接コミュニケーションする場面も多いので、こんな基準を設けて接するのは価値がありそうです。
ただ、特に注意したのが、コミュニケーション比率の高い人とだけ付き合っていると、理解できない人に対して見下したり、腹を立ててしまいがちですが、分かりあえなくて当然だと感じつつも、コミュニケーション成立比率が低いからといってなんらかの努力をするか、しないかはまた別の話
だということ。
世間のあるべき論の呪縛から逃れる
本書に、世間のあるべき論の呪縛から逃れる、とあります。
身近なところで言うと、
・大人になったらマイホームを持つ、というあるべき論
・マイカーを持つ、というあるべき論
・保険に加入する、というあるべき論
・辛いこと、我慢することに価値がある、という考え方
・予定がぎっしり詰まっているほうが柔術した人生を送れる、という考え方
ボクは特に、マイホームに関しては120%同意します。
住宅ローン以外にも維持費用がこんなにも多く必要なのか、という不勉強だった部分もありますが、住宅ローンの犠牲になっているな、と感じるようなら、それは見直しが必要だと思います。
ここに関して、ちきりんさんは10年以上のローンはNGだと述べています。
ボクもマーケティングの関する仕事をしていますが、とにかく世の中は、マーケティングの罠に包囲されている、ということ。
振り返ってみると、住宅メーカーや自動車メーカーの宣伝ばっかりですし、そこに金融機関が乗っかってきて、【頭金0円で憧れのマイホームが手に入る】と言われれば、グラっと揺れ動くのが人間の性なんですよね(笑)
著者プロフィール
本書巻末より引用しました
ちきりん
プロフィール
ちきりん
関西出身。バブル最盛期に証券会社で働
いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派
ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワ
ーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となっ
た本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりん
の世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)
などの著作がある。
ブログ
https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター
https://twitter.com/InsideCHIKIRIN
💡今日のなるほど
2013年に発刊されていますが、コロナ渦でますます人生を楽に生きるこの価値観が求められていくように思います。
発刊当初と違って文庫本タイプになっているので、持ち歩いて移動中にパラパラ読めるのもいいですね。
もっと楽に生きてみるのもアリなんじゃないか、そんな風に感じているなら、損はないですよ。