Webライティングにおける、読みやすい文章の基本ルールについてまとめてみました。
いますぐ改善できるものを8つピックアップし、何度かに分けてお話していきます。
Webライティングで読みやすい文章の基本ルール
⑤主語と述語は近づける
主語と述語は近づける、について。
まずは、主語と述語が離れてしまっている悪い事例をご覧ください。
彼は、ガジェット系ユーチューバーが、「iPhoneは高価だけど、その分メリットもたくさんありますよ」と話しているのを聞きました。
ここで言う主語「彼は」と「聞きました」ですが、続いて主語と述語は近づけた例をご紹介します。
「iPhoneは高価だけど、その分メリットもたくさんありますよ」と話しているのをガジェット系ユーチューバーが話しているのを彼は聞きました。
このように主語と述語をできるだけ近づけることで、内容がより伝わりやすくなることが理解いただけたのではないでしょうか?
主語の術後のねじれ
また、文中の主語と述語がねじれている場合があります。
こちらも、悪い事例をご覧ください。
私の目標は、今月の作業量を先月の2倍にします。
この場合、適切な術後は「〜です」であるにもかかわらず、「〜します」になっています。
このような状態を「主語と述語がねじてれいる」といいます。
では、主語と述語がねじてれていない、正しい例をご覧ください。
私の目標は、今月の作業量を先月の売上の2倍にすることです。
これだと、主語と述語が正しい組み合わせになっていますよね。
⑥修飾語と被修飾語は近づける
続いては、修飾語と被修飾語は近づける、についてです。
まずは、 こちらの悪い例をご覧ください。
高機能なカバンの中にあるiPhone
ここで言う、修飾語は、「高機能な」で非修飾語は「iPhone」になりますが、これら2つが離れてしまっています。
これだと、カバンが高機能なのか、iPhoneが高機能なのかがわかりにくくなります。
カバンの中にある、高機能なiPhone
このように、修飾語と非修飾語を近づけることで、間違った解釈を防ぐことができます。
まとめ
修飾語と被修飾語など、言葉を覚える必要はありませんが、読者が間違った認識をしないよう、読み返すようにしましょう。