Webマーケティングと聞くと、すごく難しそうに思うかも知れません。
でも、図解すると、実に簡単です。
ここでは、Webマーケティング入門を完全初心者向けに6つのステップに分けて解説します。
Webマーケティングと出会い系サイトの共通点
①知ってもらう
②好きになってもらう
③買ってもらうタイミングを待つ
④買ってもらう
⑤買ってくれた人のフォロー
⑥リピート購入してもらう
ボクは、このような流れを作るのが、Webマーケティングだと思います。
中でもポイントになるのが、
①知ってもらう
②好きになってもらう
③買ってもらうタイミングを待つ
④買ってもらう
ここまでの過程に時間がかかることを覚悟できるかどうかです。
3ケ月かも知れないし、1年以上かかる場合もあるでしょう。
それだけではありません。
⑤買ってくれた人のフォロー
⑥リピート購入してもらう
も軽視してはいけません。
なんか、どこかで聞いたことのある言葉がたくさん並んでいませんか?
そう、Webマーケティングって、出会い系サイト(恋愛)に似ていると思うんです。
それでは、Webマーケティングの各ステップについて説明してみたいと思います。
①知ってもらう
Google検索、ネット広告、折込チラシ、名刺交換など、さまざまな手段で、自社と接点を持ちます
接点を持ったと言っても、たった1回ホームページを見てくれただけでは、あなたの会社の商品やサービスのことは数時間で忘れられてしまうでしょう。
とはいえ、一瞬でも興味を持ってくれたことは間違いありません。
ですので、その瞬間をのがすことなく、名前やメールアドレスなどの情報を入手しましょう。
そうでないと、検索エンジン対策や、ネット広告費、折込チラシ代は意味のないものになります。
②好きになってもらう
継続的に連絡が取れるようになったら、ニュースレターを送ったり、メルマガを配信して、定期的にコンタクトをとり、ご縁が途切れないようにします。
内容は、売り込みをするのではなく、役に立つ情報を送ることです。
そうすることで、受け取った相手は、
「◯◯さんは良い情報をくれる人だなぁ!」
「◯◯社さんは勉強して信頼できるなぁ」
という信頼関係が生まれ、好意を持ってくれるようになります。
(マーケティング用語で、返報性の原理とか、単純接触効果といいます)
③買ってもらうタイミングを待つ
好きになってくれたから買ってくれるかというと、そうではありません。
その人のタイミングを待つ必要があります。
そのために忘れられないように、定期的にコンタクトを取り、忘れられないようにゆる~く繋がっておきながら、じっと待ちます。
そうすると、買うタイミングになった時に、真っ先に思い出してもらえる、相談してくれる可能性がグッと上がります。
④買ってもらう
3ケ月かも知れないし、1年以上かかる場合もあるかも知れませんが、そのタイミングが来た時に、自社から買ってもらうことができます。
ちなみに、ボクがブログを始めた時は、初めてご相談あったのは、初めて10ケ月後だったと思います。
⑤買ってくれた人のフォロー
※この段階でも、②好きになってもらう、ことを継続します。
それに加えて、個別に連絡を取ったり、特別なサービスを提供できるとさらに良いです。
ポイントは、相手に取って大切なお客様であることを感じてもらうことです。
⑥リピート購入してもらう
このように良好な関係性を構築することで、自然と困ったことの相談があったり、相談した流れで別の商品が売れることもあります。
以上がWebマーケティングの具体的な6つのステップになります。
この流れを意識することで、入り口をお店のQRコードにしたり、無料セミナーやカタログダウンロードなどの施策にも応用することができます。
ここまで話を聞くと、「ここまでやらなきゃいけないの?」と思うかも知れません。
もちろん、やらなくて良い会社もあります。
それは、「その会社でしか買えない唯一無二もの」がある時です。
SONYやAppleなど「誰もが知っていて」「好意を持っている」商品があれば、タイミングを見計らって購入するからです。
しかし、われわれのような中小企業は、「多くの人が貴社の商品(サービス)知らない」ところからのスタートになります。
だからこそ、
①知ってもらう
②好きになってもらう
③買ってもらうタイミングを待つ
④買ってもらう
の過程に時間がかかることを想定して準備しておく必要があるのです。
とはいえ、ここまでのマーケティング活動を一度構築してしまえば、あとはしめたもの。
営業活動は楽になりますし、競合との価格競争にさらされる確率もグッと減るわけです(あなたから買いたい、と思われているわけですから)
Webマーケティングは一見大変そうに見えますが、ある程度自動的にできるので、実はやりやすいです。
構築した仕組みは資産になり、その余力を商品開発や顧客のサポートに充てることができるようになってくると、さらに差別化ができ、ここまでくるとWebマーケティングが面白く感じられるようになります。