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映画ノマドランドの感想【生きる上で何を選び、何を手放すのか?】

映画ノマドランドを鑑賞してきました。

感想をひとことで言うなら、車上生活を続けて逞しくも哀しく生きる主人公に自分を重ね、生きる上で何を選び、何を手放すのか?を改めて考えさせられました。

この記事では、ノマドランドのあらすじと、感想を3つのポイントにまとめて述べてみたいと思います。

あらすじ (映画.comより)

家を失った女性は、キャンピングカーに人生を詰め込み旅に出た
ネバダ州の企業城下町で暮らす60代の女性ファーンは、リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れた家を失ってしまう。キャンピングカーに亡き夫との思い出や、人生の全てを詰め込んだ彼女は“現代のノマド(放浪の民)”として車上生活を送ることに。

過酷な季節労働の現場を渡り歩き、毎日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちと心の交流を重ねる。誇りを持って自由を生きるファーンの旅は、果たしてどこへ続いているのか――。

吸い込まれるような映像美

本作の舞台となっているのは、アメリカ西部の美しい光景です。

2008年のリーマンショックによって、自宅を失い、やむを得なく車上で生活を送る高齢者=ノマドが、アマゾンの倉庫やファーストフード、巨大な農園など、仕事を求めてアメリカ中を車を走らせているため、広大な砂漠の中で運転しているような気持ちになります。

ちなみに2008年のリーマンショックがどんなものだったか、理解しておきたいなら、こちらの映画がおすすめ。

特に、何も遮るものがない大地で夕日が沈んでいく様子は、言葉では言い表せないほど開放的な気分になります。

ノマド生活を余儀なくされる「社会の闇」

またこの映画のタイトルとなるノマドですが、ボクはもちろん世間の多くが知る、「気楽な」「自由な」といったものとは一線を画しています。

つまり、彼らは、趣味や娯楽ではなく、家に留まれなくなり、車上生活を余儀なくされているのだということ。

2008年のサブプライムローン、と聞けばピンと来る人も多いかも知れません。

現実に、アメリカ金融危機あと、自宅を失った人が多くいたんですね。

とはいえこの問題、アメリカだけではなく、日本でもすでに問題になっていて、NHKのクローズアップ現代でも車上生活 社会の片隅で…というテーマで取り上げられていました。

他にもYou Tubeで、車上生活を余儀なくされた方が動画を投稿していたのを見たことがあります。

この映画を通じて、趣味として短期的にキャンピングカー生活してみたいという気持ちが以前からありましたが、衛生面など車上生活を続けることの厳しさや、相当体力や精神力が求められるのではないかと推測できました。

1日50,000歩歩いてて体力や精神力が尽き果てた時の話。

自分の心に正直に生きることはリスクを伴う

映画の中で、主人公が何十年ぶりに、実姉に再開するシーンがあります。

姉は、妹(主人公)に車上生活を止めて、一緒にこの家で暮らさないかと提案しますが、ここで自分の心に正直でいるために取った行動がどんなものだったかは、ネタバレするので言いませんが、自分の心に正直に生きることはリスクを伴うものだということを改めて感じました。

仕事は楽しくないけど、安定した給与がもらえるサラリーマンと、自分の生きがい、やりがいを求めて、脱サラしたものの、資金繰りに追われ苦しんでいる人もいるわけですよね。

💡今日のなるほど

ひとつめは、この映画の原作を読んでみたくなりました。

2000年代、アメリカに新しい貧困層が現れた。一見すると、キャンピングカーで暮らす気楽な高齢者。有名企業で働いた経歴や建築技術の資格をもつ人もいて、考え方や見た目も中流階級のそれと変わらない。しかし、彼らはガソリンとPC・携帯を命綱に、その場限りの仕事を求めて大移動する、21世紀の「ノマド」である。深夜ひっそりスーパーの駐車場で休息をとり、アマゾン倉庫や大農園など過酷な現場で身を粉にする彼らの実態とは。 気鋭のジャーナリストが数百人のノマドに取材。彼らと過ごした2万4000キロの旅から、知られざるアメリカ、そしてリタイアなき時代の過酷な現実が見えてくる。高齢化社会日本の未来を予見する、衝撃のルポ。

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人生と旅はよく似ているというけれど、旅する事で私達は何を探し求めているのでしょうか。


生きる上で何を選び、何を手放すのか?正解探しは止めて、まずは、どんな閉塞になったとしても、車上生活を余儀なくされる一歩手前で踏みとどまれるよう、身軽でいられるように、モノを手放し続けることを続けたいと思います。

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