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【読書感想】20歳の自分に受けさせたい文章講義③|思わず納得の回り道文章構築法が秀逸

古賀史健さんの著書「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読了しました。

本書の後半部分の感想をひとことで言うなら、本書にある「思わず納得の回り道文章構築法が秀逸」でした。

ここでは、本書を読んで気付いたことや自分に置き換えてみたことを3回にわたりお伝えします(今回が最後になります)

イケてないカフェから学ぶ、顧客目線に立つ方法

著者は、顧客目線に立つ方法を、「コーヒーは美味しいのにイケてないカフェ」を例に分かりやすく説明しています。

イケてない理由のひとつに、カフェの椅子やテーブルがガタガタするようなカフェのオーナーは「お客様がどんな気分で過ごすのかを本当の意味で理解できていない」ことにあるのではないか、ということ。

カフェの椅子やテーブルがガタガタする
 ↓  ↓  ↓
カフェオーナー自ら、お店の客席に座ったことがない
 ↓  ↓  ↓
コーヒーの味や接客、インテリアは気にしてても、実際に店の客席に座って、顧客が「どんな気分で過ごすのか?」を考えたことがないのではないか

ということですが、ボクも毎月5〜10回はカフェに入る機会がありますが、この主張に同感です。

どんなにコーヒーが美味しくても、接客や店の設備が良くても、足元をすくわれたようながっかりした気分になります。

さらに著者は、この話は、文章にも通じることだといいます。

ボクはちょっとドキッとしました。

なぜなら、このブログも書き始めた頃は、「誰も読んでね〜し、、、」という気持ちで書いていた時期があったからです。

その後、ふと自分で読み返す機会があり、説明が長かったり、足りなかったり、例え話が変だたっり、まぁツッコミ所満載なわけです。

読んでいる人は自分、必ず自分という読者が読んでいる、ということに気がついたのです。

イケてないカフェのオーナーはボクかも知れません。

思わず納得してしまう「回り道文章構築法」

本書には、「文章の論理展開には①主張 ②理由 ③事実の3要素が必要」としつつ、読者ととも回り道することでより伝わりやすくする文章構築法も紹介しています。

確かに、主張・理由・事実だけだど文章に面白みがなく、説得されたような、もやもやとした気分が残ることがあります。

人は誰も、説得されるのは嫌だけど、自分の頭で納得したいもの。

その解決方法として紹介されているのが、この「回り道文章構築法」です。

主張・理由・事実の要素のひとつである【主張】に対して、文中にツッコミ(反論)を入れてみるということ。

①主張 ②理由 ③事実 から、①主張 ②反論 ③再反論 ④結論 へ

実際にやってみました

実際に前回の記事を「回り道文章構築法」に当てはめてみました

【主張】ホットクックはずぼら自炊にぴったり

【理由】材料を切って放り込むだけで火を使わないほったらかしで良いから

【事実】真夏もすべての調理をリビングルームで行い台所に立って熱い思いをすることがなかった

【主張】ホットクックはずぼら自炊にぴったり

【反論】材料を切って放り込むだけでラクそうだけど、家電に5〜6万円も投資できないという意見もある

【再反論】しかし、外食した場合と自炊のコスト比較すると6ケ月程度で投資は回収できるからお得だという見方もできる

【結論】コロナ渦でズボラ自炊をするなら、簡単で節約にもなるホットクックはおすすめだ

確かに展開方法を変えることで、読み手の疑問は晴れることになり、納得感が上がりそうですよね。

原稿にハサミを入れる理由とすべらない話の共通点

本書に、「原稿にハサミを入れる」とあります。

何を伝えるか、よりも何を伝えないか、にフォーカスすることで結果的に「本当に伝えたいこと」が際立っていくことを再認識しました。

似たような話を、すべらない話で馴染み深い、お笑い芸人の兵藤さんのウラ話を聞いたことがあります。

ネタを一旦書き起こして、「ここは要らないな」と思ったところ客観視したうえで削っていくから面白い場面が際立つ、という話が「原稿にハサミを入れる」と共通していますよね。

※キングコング梶原(カジサック)が兵藤に対し、もっと喋りが上手くなるためにフィードバックを求めたあとの答え(動画の11分くらいから)

💡今日のなるほど

ここまで、読者に寄り添った本を読んだのは久しぶりです。

3回にわたりお伝えしてきましたが、本書の内容をこの記事にも活かそう1回目よりも2回目、3回目のほうが、表現方法や構成について考える自分がいることに気が付きました。

実はこの本に出会ったのはかれこれ3〜4年まえですが、読むたびに発見があります。

ブロガーやライター、編集関係の方はもちろん、twitterやホームページを文章を自分で書かなければいけない中小企業の社長にもおすすめしたい実用書です。

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