お客様のお困りごとの本質を言語化できていれば、それを起点にして新たなサービスを考えることができます。
例えば、GA4設定代行サービスの場合はどうでしょうか。
問い合わせてくる多くの方がそうであるように、マーケティングの知見がほとんど無い、Webデザイナーだったり、システム担当が兼任しているようなケースも多く見られます。
お困りごとの本質
では、担当者のよくあるお困りごとの本質にはどのようなものがあるでしょうか?
ボクは、以下のように言語化してみました。
①設定を外注をするのは良いが、何を設定したかあとあと分からくなりそうで不安だ
②前任者との引き継ぎもなく、一から設定しなおさなくてはならなくて面倒くさい
③上司にマーケティングの知見が無く、口頭で理解させることが困難で予算が確保できない
④ここさえしっかりチェックしておけば大丈夫だと思える感度の高い目標を定められないため、上司を巻き込む説得材料がない
⑤マーケティングが専門ではないため、外注業者に適切に指示できるか不安だ(そんなことも分からないのか?という対応をされ、恥をかくかもしれない)
Googleアナリティクスの設定そのものは、それほど難しくなくても、そこに関連することに多くの引っくるめてお困りごとを解決する必要があると思います。
仕事の悩みの多くは人間関係
企業間取引をする際、よくある悩みが人間関係から起因する場合です。
もっと言うと、「経営者と社員の立場の違いによる認識のズレ」とでも言いましょうか、コミュニケーション・ギャップがあるように思います。
例えば、③上司にマーケティングの知見が無く口頭で理解させることが困難な場合。
Webマーケティングのことが殆ど分からない経営陣に、予算を確保してもらうために分かりやすく説明する必要がある場合です。
そのようなお悩みを起点に考えれば、Webマーケティングに明るくない人でも必要性を感じてもらえそうなダウンロード資料を用意してほうが良いのではないか、とか。
まとめ
さきほど言語化したお困りごとを起点にしたサービスでどんなことができるか、まとめてみました。
①外注をするのは良いが、何を設定したか分からくなりそうで不安だ。
②前任者との引き継ぎもなく、一から設定しなおさなくてはならない
→設置詳細をレポートにまとめて渡すサービス
③上司にマーケティングの知見が無く口頭で理解させることが困難
→マーケティングの知見の無い上司を納得させる資料をダウンロードできるように
④ここさえしっかりチェックしておけば大丈夫だと思える感度の高い目標を定められない
→設定後のサポート(コンサルティング)サービス
⑤マーケティングが専門ではないため、外注業者に適切に指示できるか不安だ
→メールではなく、オンラインでヒアリングするサービス
お客様の悩みの本質をしっかりと言語化できると、いろいろな商品開発案が生まれそうです。