在宅ワークで疲れが溜まっている、デスクワーク多めで上半身がバキバキの方も多いと思います。
この記事では、そんなデスクワーク多め方向けの動的ストレッチ【オープンチェスト】のやり方を専門家から教えてもらったことをまとめてみました。
オープンチェストとは
オープンチェストとは、胸椎【きょうつい】と呼ばれる肩甲骨周りの背骨の動きを良くするストレッチ運動です。
オープンチェストをするメリット
胸椎は、本来からだを捻る、反るといった動きに影響しますが、デスクワーク多めの現代人は捻る、反るなどの動きが少なく、胸椎の動きが悪くなって、姿勢の悪化やそれに伴う肩こりに悩まされることもしばしば。
オープンチェストを行うことで、そんな丸まって固くなった胸椎と呼ばれる肩甲骨周りの背骨の動きが良くなります。
オープンチェストはストレッチ教室の定番
オープンチェストはストレッチ教室に行けば高確率で教わることになる動的ストレッチの一種です。
ボクは、理学療法士でありプロのトレーナーの横井亮祐さんのオンライン講座で色々学んでいます。
オープンチェストの注意点とやり方
まず、注意点ですが、とにかくストレッチに時間をかけること。
無理やり手先だけを着地させるのではなく、背骨の回旋や肩甲骨まわりを着地させるようにすることです。
大きな筋肉ほど時間をかけて伸ばしましょう、心地よさを感じなったらやめるくらいで良い、というアドバイスが目からウロコでした!
それでは、オープンチェストのやり方についてです。
足を直角にキープ
右側に回旋したいときは、足を反対方向に向けつつ、直角にキープします。
あとは、手と連動しないように足は直角をキープしたまま右手を地面に向けて伸ばすだけです。
肩甲骨を地面に押し付けるように
本来の目的は、丸まって固くなった胸椎と呼ばれる肩甲骨周りの背骨の動かすことなので、下図のように、肩甲骨を地面に押し付けるようにすると、背骨が上手く回旋するようです。
無理やり手先だけを着地させようとするほど、十分に胸椎がストレッチされないので、注意しましょう。
応用編
横井亮祐さんのインスタのアカウントを見ると、オープンチェストの上級バージョンが投稿されていました。
見るからにキツそうですが、基本が物足りない方にはおすすめできる動画です。