仕事で煮詰まったり、他のことをしたくならないように、自分への問いかけをして仕事の質を高めたたいものです。
そのためにおすすめしたいのが、5W1Hのフレームワークです。
なぜフレームワークを使うのか
5W1Hのフレームワークを使うことで、仕事の目的、内容、納期をそれぞれ分解することで、やるべきことが明確になり、次の具体的なアクションを起こしやすくなります。
例えば最近、ボクはRPAというプログラミングを勉強していますが、何時間も格闘していると、分からないことが多すぎて心折れそうになることがあります。
そんな時には、RPAをマスターすることの意義や、クライアントが満足してくれる様子をイメージすることで、いままで近視眼的だった目の前の風景が、程よく意識が広がりもっと大局的なものの見方ができるようになります。
仕事を5W1Hで分解する
あるプロジェクトを例に、仕事を5W1Hで分解し、要素ひとつひとつを見える化してみます。
このようなメモを手帳など見えるところに貼っておくことで、程よく意識が散らかって、自分が忘れかけている視点を呼び起こすことができ、ハッと気づいたり、具体的なアクションを起こしやすくなります。
WhyとWhatは最重要
なかでも、
【Why】そもそもなぜやっているのか(目的を見える化)
【What】どのような満足を与えたいのか(内容の見える化)
は最重要で、常に自分に問いかける必要があります。
そうすることで、仕事をする目的をクリアにして、ブレることなく目の前のタスクに集中することができます。
3人のレンガ職人の話
「今やっている仕事の意味」は、漫然と毎日を送っているだけでは見出せません。
スペイン・サクラダファミリアの煉瓦職人の話をご存知でしょうか?
いろいろな本などに掲載されているので知っている方も多いかもしれませんが、ここに引用します。
ある3人のレンガ職人がいて、その一人に「なんでこの仕事をしているんですか?」と聞いたところ、「仕事だからしょうがない。今日はここまでやらなきゃならない」と暗い顔をして言いました。
もう一人に同じ質問をしたところ、「家には愛する妻とかわいい子どもがいます。つらい仕事だけれど、家族のために一生懸命やっているんです」と答えました。
3人目の職人は、「私は神の威光を世の中に広めるために、世界で最高の教会を作り上げるんです。ガウディが残していった作品の一端を私は担っているんです」と答えました。
この中で最も生き生きしていたのは、3人目の職人でした。
忙しさを上手に手放す思考術(本間正人)
お金のため、家族のためであることはもちろんですが、仕事に誇りを持つなど、プラスアルファの価値を置いていたいものです。
■編集後記
昨日は、早朝からブログで格闘、昼休み返上でした。
基礎的なことを疎かにすると、「あぁ、この言葉、この間も出てきたなぁ、、、」と分からないまま行ったり来たりを繰り返し、あとあと難儀しますよね、、、