ブラインドタッチができるまでにどんなことを覚えて実行するのが良いですか?
こんな疑問に答えます。
結論を先に話すと、ブラインドタッチをマスターする時に練習ソフトをおすすめしません。
この記事を書くボクは、コロナでパソコンを使う時間がさらに増えたこともあり、ブラインドタッチの先生からブラインドタッチを基本から教わることにしました。
先日、ブラインドタッチができるまでに知っておきたいメリットと第一ステップというタイトルでポストしましたので、こちらもどうぞ。
では、本題に戻ります。
3つの理由
バックスペースでの戻って打ち直しができないこと
こちらは、正確にタイピングができるようになれば事前と減っていくので特にこれ以上触れませんが、打ち直し時のショートカットキーを覚えておくと、時間短縮ができるので、併せて覚えておくのがおすすめです。
日本語特有の【漢字かな変換】という行為が含まれていないこと
日本語入力では【漢字かな変換】という作業が欠かせません。
ただ正確にタイピングするだけでは、誤字がゼロの正確な日本語が入力できるわけではありません。
【漢字かな変換】という作業を含めて日本語の入力が完結するため、文章作成の速度を向上させるためには、【漢字かな変換】を含めたタイピング練習をするべきです。
画面に表示されるローマ字のガイドを基準に入力する仕様であること
実際の文章作成時には、頭に浮かんだ日本語をローマ字入力でタイプしている場合が殆どかと思います。
その時、ローマ字をイメージしながらではなく、日本語を頭に浮かべていると思いますが、タイピングゲームでは画面に入力したキーがローマ字でガイド表示されるため、どうしてもローマ字に意識が向きがち。
特にミスタイピングの確認時には、ローマ字のガイドを確認しなければいけません。
ブラインドタッチをマスターする上では、ローマ字でキーを憶えるのではなく、日本語とキーを関連させて指の動きで憶えるべきと考えているので、ローマ字ガイドが表示されるタイピングゲームは練習に不向きだと考えています。
以上の理由から、タイピングソフトを使ったスコアアップは指の動きを早くする訓練にはなりますが、実際の日本語入力の練習にはこれから紹介する写経や文字おこしのほうが適していると考えています。
写経と文字おこしによる練習をおすすめする理由
写経と文字おこしは実際の文章入力とほぼ同じなので、タイピングソフトと違って、【漢字かな変換】やバックスペースに戻っての打ち直し変換を含むため、日本語のタイピングスキルが飛躍的に上がっていきます。
またそれぞれにメリットがあるので、説明していきます。
写経をするメリットは参考にしたい文章を書き写すことで自然ともの文章の癖や言い回し、全体の構成などをインプットすることができる、ということです。
良い見本をしつこく真似することで、自分でも良い文章が書けるようになります。
ボクはライター業もして今でもこのやり方を取り入れているのですが、文章作成が多い方には特におすすめの方法です。
また、文字おこしは聞いて頭に浮かんだ文字を即座に入力するといったスピード感が求められるため、タイピングスピードが鍛えられるということが最大のメリットです。
💡今日のなるほど
写経と文字おこしのメリットを最大限に活かすために、あなたが話上手だと思う人のスピーチやプレゼン、You Tubeなどで見つけた動画を文字おこしするのがおすすめです。
上手な話の仕方が自然と頭に入るだけでなく、タイピングスピードも鍛えられて一石二鳥です。