私ってメモの取り方が下手かも知れない、、、頭の良い人はどんなメモの取り方をいるのかな?
こういった疑問に答えます。
この記事を書くボクは、メモの取り方を中心としたアウトプット法を工夫するのが大好き。
※アウトプットに関する書籍の感想文はコチラをご覧ください。
その結果、情報をまとめるのが得意になり、埼玉県内大手ののメガネチェーン店のメディア運営を代行しています(このブログも230記事を超えました)
本記事では、「8〜9割の方が知らないメモの種類を紹介しつつ、頭の良い人が行っているメモの取り方」を解説しようと思います。
【最重要】メモには2種類ある
まず、前提として知っておきたい最重要ポイントは、メモには、記録のためだけでなく、知的生産のためのメモの2種類があるということ。
恥ずかしながら、メモに対するボクの以前の認識は【忘れないためにとっておくためのメモ】、著書で言う、「記録のためのメモ」が全てだと思っていました。
ポイントとしては、ただ記録するだけなら、その領域が得意なのはコンピューター (AI)です。
問題は、そこから、新しいアイデアや別の適用方法を生み出すことこそ価値がある、ということでしょうか。
メモを取る、ということの最大の価値は、メモに至るまでの過程であり、それこそが知的生産活動なんですね。
とはいえ、「いやいや、別に何か新しいアイデアを生み出す必要なんでないよ」と思っている方もいると思います。
そんな方にもおすすめしたいメモの取り方を含め、2つの方法をお伝えします。
おすすめしたいメモの取り方2選
麹町中学校式メモ
もし、あなたに切羽詰まった課題がないなら、この麹町中学校式がおすすめ。
「なんだ、中学生が対象なら簡単そうだな」と思ったあなた、侮るなかれ。
考案者である、当時麹町中学校の校長だった工藤勇一さん自ら解説しているノートの取り方についてが視聴できます。(再生するとすぐに該当箇所の解説部分になります)
ボクもこのテンプレートで何度セミナーを受講したことか。
やってみた感想ですが、セミナーや講義の聞き方が540度変わります。(本でも映画でも使えます)
「これはメモっておいたほうがいいな」
「これは、要約に値する話だな」
「これは、次回の記事ネタに使えそうだな」
といった、自分自身への質問が繰り返され、論理的に情報をまとめたり、重要度を測る基準を研ぎ澄ませる訓練になります。
さきほど紹介した動画の中で、工藤勇一さんは、これがマスターできると、プレゼンテーションでも使えて、上手になります、とも話していました。
SHOWROOM前田社長式メモ
なるほど、これからは知的生産のためのメモをマスターするぞ、と心に誓ったあなた、切羽詰まった課題があるあなたにおすすめしたいのが、SHOWROOM前田社長式メモです。
ポイントは、「ファクト」「抽象化」「転用」というフレームワークを使うこと。
SHOWROOM前田社長の著書であるメモの魔力より、フレームワークをひとことでいうと、、、
インプットした「ファクト」をもとに、気付きを応用可能な粒度に「抽象化」し、自らのアクションに「転用」する
出典:メモの魔力(前田裕二著)
ということになります。
ほんの一例ですが、こんな感じ。
やってみた感想ですが、自分の思いを言語化できない、表現できない、といった壁にぶつかります。
なので、日常的に自分の感情を動かしたこと、顧客からの要望、自分の中に起こっている問題や課題を面倒くさがらずにメモしたり、深く掘り下げたり、視点を変えてみることを日常的に行っていないと、抽象化、転用ができません。
その対策として、誰かと抽象化ゲームをするのが良い、前田さんは著書(メモの魔力 p113〜)でこんなふうに話しています。
先日は、会社の部下とバーミヤンに行って「小籠包」の話を抽象化しました。「小籠包って人生だと思うんだ」と。理由は三つあってまず第1に「蒸す時間が必要」であること第2に「核心が内側にあること」そして第三に「注意しないと火傷すること」これってまさに人生だと思わない?例えばこんな具合です。
出典:メモの魔力(前田裕二著)
まずは、ゲーム感覚で始めるのもアリですね。
自分に合ったメモの書き方の探し方
さて、ここまで読んでみて、「う〜んなんかピンと来ない」「もっとビジュアルを中心にメモの具体例を見たい」と思う方もいると思います。
そんなあなたのためにメモの取り方マニアのボクが時々やっている方法をご紹介します。
結論から言うと、Pinterest(ピンタレスト)でキーワード検索することです。
試しに「メモの取り方」で検索すると、、、
https://www.pinterest.jp/search/pins/?rs=ac&len=2&q=%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%81%AE%E5%8F%96%E3%82%8A%E6%96%B9&eq=%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%81%AE%E5%8F%96%E3%82%8A%E6%96%B9&etslf=1928&term_metaこのように、たくさんの方が自分のメモの取り方を写真で公開しているので、気になったものをチェックしてみるのが良いでしょう。
ここまでが本題です。
知的生産するための2つの約束事「手書き」と「いますぐ」
ここからは、ちょっと本題からちょっと話が逸れますが、知的生産するための2つの約束事がある、という話です。
メモをする上で、たくさんの書籍など情報収集したなかでボクがたどり着いた真理が2つありました。
それは、①メモは手書きで行うことと、③メモはいますぐ(30〜60秒)行うことです。
書くことで筋肉を刺激し「運動性記憶」として記憶することができ、定着率があがるから、というのが「手書きで行うこと」の理由。
「何か気が付いたら30〜60秒のうちにメモを取る」のは、脳内の回路が新しくつなぎ変わった今が重要だから。
メモらず放ったらかしにしておくと、思考回路の点と点がつなぎ変わって何もない原っぱが「けもの道」になった状態を元に戻してしまうことになるんだそうです。
💡今日のなるほど
日々のメモの取り方を工夫して、社内イチのアイデアマンになろう、周囲をあっと言わせるオリジナルコンテンツホルダーになろう。