新しいことをやろうとしてもなかなか続かないものです。
なぜなら、時間的に、気力的に毎日やることがいっぱいでキャパシティをすでに超えているからです。
では、そんな慌ただしい今から新しいことを始めるためには、どうしたら良いのでしょうか?
「◯◯したい」より、「◯◯しない」を先に決めるのがおすすめです。
この記事では、最近ボクが身に付けた、3つの「◯◯しない習慣」についてお話します。
調べない習慣
調べない習慣
知りたいことは検索して調べればたいていのことは解決できたり、解決の糸口を見つけることができます。
ただし、検索して、記事を読んで自分なりに考えて解決に導くという行為は、思いのほか気力を奪われます。
ボクの性格的なものもあるかも知れませんが、調べ始めると止まらなくなることもあり、夢中になり過ぎてふと気がつくと、自分が何をすべきだったかすらわからなくなり、どっと疲れを感じることがあります。
習慣を身につけるには、この気力がたっぷり充電されている状態で取り組むことが重要で、このブログ自体も基本的に毎朝気力がたっぷり保たれている間に執筆しているから続いていると言えます。
日中の仕事でお客様と交渉したり、ミーティングで細々とした意思決定をしているうちに、スマホのバッテリーのように気力が目減りしているのです。
しかも、気力は、時間やお金と違い、どれだけ消費したのかが見えません。
ふと時計を見ると、出発時間ギリギリだったり、通帳を見ればお金がどれだけ残っているかは分かっても、あなたの気力が満タンか、そうでないかは目に見えません。
そうやって、気力が充分でない時に新しいことにチャレンジして、ボクの数え切れないほど挫折してきました、いわばプロの三日坊主です。
このような反省を活かし、最近は緊急性のある調べごとを除いて、作っておいた調べ物リストへ追加して後から調べるようにすることで、いまは調べる時間ではないと割り切ることで、目の前のことに集中でき、時間的に気力的に余裕が生まれました。
次の動画を見ない
次の動画を見ない
プログラミングやちょっとしたパソコンスキル向上を目的として、YouTubeで学習することがあります。
ありとあらゆる情報が、無料でこれだけ手に入るのかと、見るたびに関心させられます。
同時に、興味のありそうな動画を、たたみかけるようにサジェストされ、つられて次の動画を見てしまうことがあります。
ここが、本を読むといった情報を取りに行く時と決定的に違うところ。
情報を取りに行ったつもりが、いつの間にか攻守交代で受け身で情報を浴びているのです。
ボクのように、意思の弱い人間は、気がつくと猫の動画など、癒やし系の動画や、ゴルフのレッスン動画をサジェストされると断りきれず、ついつい視聴してしまうことがあります。
娯楽だと割り切っている場合なら、問題ないですが、どうしても気力が充分でないと、だらだら・ゴロゴロ動画視聴を観てしまいがちです。
この反省を活かし、最近は観たい動画は、椅子に座ってメモを取りながら視聴することにしました。
そうすると、視聴が終わると同時に、メモしたノートを閉じることで、次の動画を見ないように、自然と自制が働くようになりました。
ノートにメモすることで、YouTubeで学習したことをすぐにビジネスに活用する機会も増えました。
すぐ買わない
すぐ買わない
これは、本に限った話なのですが、仕事に必要な書籍を片っ端から買い求めていましたが、すぐに買うのを止めました。
きっかけは、自宅に本が増えすぎたことや、Kindleアンリミテッドを利用しはじめたことによって、欲しい本を手に入れる前に、一度調べることにしたのです。
例えば、Pythonの勉強を体系的に学習したいと思ったら、まず「Python」で検索して、まずはKindle アンリミテッドに対象の本があればいったんダウンロードしてみる。
Kindleアンリミテッドは10冊までストックが可能なので次々と勉強したい本をダウンロードできます。
また、しばらく使ってみて分かったこととして、別の本をダウンロードできるように、積ん読ができない仕組みができたことも発見できました。
まとめ
人間は習慣の塊です。
何かをしている時と言うのは何かをしていない時でもあります。
やることよりも、やらないことを書き出し、どの行動に思わぬ時間と気力を使っているのか、日常生活をゼロベースで見直してみることをおすすめします。