【2022年5月5日 追記】
記事LPってどのような手順で書けば良いですか?テンプレートのような型はありますか?
読み手の感情がどのように変化することをイメージした書き方が良いですか?
このような疑問に答えます。
6つのブロックに分けると、読み手の感情をイメージしやすくなるのでおすすめです
記事LPを使ったマーケティング手法は、SNS広告やディスプレイ広告など、企業でも多く導入されるようになりました。
この記事では、ライター兼ウェブ解析士のボクが記事LPを書くメリットや記事LPの具体的な書き方を6ブロックごとに解説します。
記事LPを書くメリット
記事型LPはその名のとおりWebメディアの記事のような構成をした、読み物の体裁をしたランディングページです。
記事LPと読み手との接点はSNSのフィードやニュース記事を読んでいる時ですので、読み物の体裁のランディングページになっていることで違和感がなく読んでもらえるわけです。
最近は、GunosyやSmartNewsといった媒体でも、マンガLPも多く見受けられるようになりましたが、情報コンテンツを読む気になっている読み手の感情に寄り添うために、通常のLPより、記事LPが適しているといえます。
記事LPの具体的な書き方を6ブロックごとに解説
それではさっそく、記事LPの具体的な書き方を6ブロックごとに解説します。
①興味を持たせる
広告文や記事のタイトル(ファーストビュー)で、読み手を「えっ!?」「何それ?」と読みすすめ、スクロールしてもらうのが狙い。
ここで興味を持たせるために何を言うかは読み手によって変わるため、ファーストビューで離脱しないよう、ヒートマップ解析を繰り返すわけですが、訴求パターンは大きく分けると7つに分けられます。
ストレート型
不動産一括査定は今がおすすめ
情報提供型
【2020年不動産バブル】不動産一括査定は今しておくと得する人とは?
実証・体験型
【めっちゃ便利】話題の不動産一括査定サイト◯◯で大満足な査定結果が、、、
脅迫型
【待ったなし】マイホームを売る時期を間違える人の残念な共通点とは?
大げさ型
築30年のマンションの売却額がスゴい!不動産バブル前に価値を知っておくべき理由
問題解決型
早く売りたい、でも出来るだけ高く売りたい、両立させるための3つのアイデア
権威型
【国内最大級】不動産一括査定サイト◯◯がたった3年で利用者1000万人突破した3つの理由とは?
②共感を得る
ファーストビュー以降の、1スクロール目以降で、「私も、そう思う!」「私も同じような経験がある!」「私と価値観が似ているから、もうちょっと読んでみよう」、という気持ちになってもらうことのが狙いです。
共感を得るためには、読み手のインサイト(消費者のホンネ)をしっかり理解することが不可欠ですが、あまり馴染みのない人はネットに転がっている例文をもとに考えてみると分かりやすいと思います。
共感を得るためには、、
このリアルな状況を読み手にイメージしてもらえるかどうか?
これができるかどうか?がその先の記事を読みすすめる分岐点になります。
③価値観を変える
価値観を変えるためには、相応の情報が必要になります。
読み手(ターゲット)Aの場合
前述した、不動産一括査定サービスを例にすれば、不動産の査定は近所の不動産会社に頼むものだと思っている読み手(ターゲット)を想定するなら、ネット(スマホ)で簡単に査定結果を得ることができることをわかりやすく解説することで読み手の価値観は変わります。
読み手(ターゲット)Bの場合
「不動産の査定を依頼したら、一気に電話営業されそう」と思っている読み手(ターゲット)を想定するなら、ネット(スマホ)で査定依頼する際に、メールによる返信希望、と記載すれば電話営業されることはないと解説することで読み手の価値観は変わります。
価値観を変えるためには、
あなたが間違っていたわけではなく、世の中に出回っているいい加減な情報や古い業界のやり方のせいなんですよ!
これができるかどうか?にかかっています。
懐疑的な気持ちが徐々に確信に変化している場合をできるだけ細かく想定すると、共感できるポイントの精度が上がり、あなたのWebサイトやメインのLPへの遷移率は確実に上がっていきます。
また、マーケティング的な観点で、記事LPを見てくれた人が何人クリックしてくれたか?はGoogleアナリティクスなどでイベント設定し、CTR(クリックスルーレート)を可視化しておきましょう。
④価値観を変えたその先に、こんな商品があることを伝える
商品が欲しいわけではなく、商品を通して得られる感情が欲しい。
⑤商品の価値を感じている人が他にもいることを伝える
お客様の声
Tweetや口コミ
⑥行動を促進させる
色々調べてみた結果、この〇〇というサービスが現時点では一番良さそうだと思いました。
まとめ
読み手の感情や思考にマッチするために、カスタマージャーニーマップやエクスペリエンスマップの2つのマップを上手く使うのも効果的です。
カスタマージャーニーマップは顧客満足度を向上させる目的で、エクスペリエンスマップはや離脱防止の施策やこれまで気が付かなかった価値創造のチャンスに気付くキッカケ作りにも役立ちます。
このあたりは、Googleの新サービスであるGA4の機会学習とも非常に親和性の高い考え方なので、これからも情報発信していきます。