あがる原因を要素分解
あがる原因をもう少し詳しく理解するために、以下のような3つの要素に分解してみました。
✅人前に立って何かしようとすると、どうしても周りからの評価が気になってしまう
✅「失敗したらどうしよう」→「こいつはダメな奴だ思われる」と委縮
✅自分を守るために「防衛本能」が働く
それにも関わらず、「逃げるものか」「上手くやろう」と格好をつければつけるほど、防衛本能から体は硬直し、ドキドキバクバク、頭の中が真っ白、、、なんてことになりかねません。
対処法
開き直る
どうしても周りからの評価が気になってしまうというのは、プロのアナウンスサーでも同様です。
つまり、あがることはあなただけではないということ。
「下手なりに頑張ってみよう」くらいの気持ちであがっている自分を受け入れること。
間違えたら、その場で謝って、修正すればいいんです。
自分の研究しているテーマを違う視点で捉えてみる
あなたの主張そのものの視点(コンセプト、話の切り口)を普段から疑ってみることもおすすめです。
理由は簡単で、お客様に言いたかったことがただの主張でしかなく、相手に対して他人ごととして受け取られてしまっているだけの可能性があるからです。
例えば、化粧品の容量が100mlと表示されているとします。
ボク的には、これ単なる主張です
じゃあどうするかというと、、、
例えば、化粧品の容量が100ml(たっぷり30日分)
と補足します。
あがる原因といっけん関係なさそうに見えますが、ボクの経験上、こうやってお客様視点を追求していくと、自然と自分がどう評価されるか、という意識は消えて、相手に対してメッセージ性も強くなります。
今日からできるアクションプラン
心構えだけで人前で話せるようにはならないので、今日からできるアクションプランを3つお伝えします。
電車に座って、目の前に立っている人に席を譲る
電車やバスで席を譲るのは、結構勇気がいるものです。
「席を譲りたいけど、断られたらどうしよう」という思考が働くことでしょう。
もし、そうだとしたら、自分が達成したいことより、まわりの反応を気にしている証拠です。
でも考えてみてください、あなた自身がこのような場面に出くわしたらどうですか?悪い印象を持ちますか?
しっかりと相手を見て、いつもよりゆっくり話しかける、これは営業経験を積むようなもの。
まずは、「譲りたい気持ちを伝える」そのことだけに集中しましょう。
コンビニの店員さんに目を見て「ありがとうございます」と伝える
ボクは若い頃、コンビニでアルバイトした経験がありますが、時々いるんです。
多分、「どういたしまして」と言ってくれる人は皆無だと思うので、返事を期待せず、マスク越しでも聞こえる大きさでゆっくり「ありがとう」と伝えてみましょう。
💡今日のなるほど
まずは結果を気にせず、「気持ちを伝えることだけに集中」することをゴールに小さな成功体験を繰り返そう。