【読書感想】20歳の自分に受けさせたい文章講義①|書くのではなく翻訳するのがコツ

20歳の自分に受けさせたい文章講義を読んでいます。

本書導入部分の要約をするなら、「コツは、書くのではなく翻訳する」でしょうか。

ここでは、本書を読んで気付いたことを数記事にわたり、自分の身に置き換えて感じたことをまとめてお伝えします。

話すのに書けない理由

あなたは書くことは好きですか?それとも苦手ですか?

ボクもいまでは好きになりつつありますが、以前は大の苦手でした。

本書では、理由は、われわれが書く機会を与えられるのは、作文や読書感想文が主で、文章の書き方や、組み立て方を教わる機会が無いからだといいます。

確かに小中学校の頃なんて、思うままに、感じたままに原稿用紙に書き殴っていたように記憶しています。

当時受けた国語の授業の記憶を丹念に辿ってみても、アウトプットすることの意味や、「結論を先に話す」的な、テクニックまで踏み込んだことは一度も無かったような、、、

振り返って思えば、ボクにとって書く理由は、先生から評価されるため、花マルをもらうためにあったんです。

「褒められるためには良いことを書こう」

「先生からの印象が悪くなりそうだから、◯◯したことは書かないでおこう」

そんな【忖度】が働きはじめていたことを考えれば、書くことに苦痛を感じるのは当然ですよね。

書くのではなく、翻訳するつもりで書く

「書こうとすればするほど、書けなくなる」という負のスパイラルにハマった経験のある人は少なくないはず。

ボクもいまでも、パソコンを前に、手が止まってしまうこともしばしばww

そういう時って、だいたい「上手く書こう」とか、「読み手を納得させよう」という気持ちが強く働きすぎている時に起こる気がします(前章で述べた、「ボクにとって書く理由は、先生から評価されるため、花マルをもらうためにあった」というマインドが強く自分を支配しているように感じます)

本書では、書くのではなく、翻訳するつもりで書く、とありますが、そこでボクの中にスッと疑問が湧きました。

駆け巡る「言葉にならない思い」や、「不鮮明なままの映像」を翻訳するつもりで書く???、、、一体どういうことでしょうか。

翻訳トレーニング【ゲーム】のすすめ

聞いたことを誰かに話す練習こそが翻訳のはじめの一歩、とありますが、ここにひとつの解決策がありました。

本書では、不鮮明なままの映像を翻訳することを、絵や写真を言葉で説明することをすすめています。

具体例をそのまま本書より引用しますが、テーブルに1つグラスが置いてある場面を想像してみてください。

「テーブルの上に小さなグラスが置いてある。逆光に照らされ、白く輝いてみえる。おおきさ はちょうど手の平に収まる程度、容量にして180cc。使い古され、やや曇っている。曇りをよく見ると、それは小さなキズの集まりである。

ポイントは自分の意見をいっさい入れないのが正確な描写をするポイントなんだそう。

確かに、この描写に「なんと美しい」といった意見はありませんよね。

このような絵や写真を見ながら描写することをゲーム感覚ですることをすすめていますが、これは試してみる価値が大いにありあそうです。

💡今日のなるほど

コロナ自粛期間中に、【書く能力】の重要性を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ボクは、仕事柄、数多の業界の方とお付き合いをさせていただいておりますが、どの業界を見ても、直接会って話せない以上、いかに効率良く他の人に情報を伝えるを考えた時の文章の書き方を身につけたいと感じている方も多いようです。

本書は、無駄なくコンパクトにその具体的な技法が、読者目線の平易な言葉でまとめられています。

各章ごとに、【まとめ】が記してあるところにも、著者の強い読者目線を感じます。

新書サイズなので、手のひらサイズで持ち歩きに便利なのも良いですね、読んで損はないですよ。

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