相手の気持ちを先読みしすぎて言いたいことを我慢した結果、どっと疲れが出て、なにもする気になれないのは自分のせいでしょうか
このような質問にこたえます。
💡この記事でわかること
✅相手の気持ちを優先して疲れを感じる原因
✅自分の気持を優先するために覚えておきたい3つの対策
この記事を書くボクは、人一倍感じる力が強くアメリカの心理学者・エレイン・アーロン博士が提唱した概念によれば、HSPという気質を持っていることが判明。(※セルフテストによる)
相手の気持ちに優先しているうちに、気がつくと自分の意見をそっとしまい込んで自然体でいられなくなってしまったり、、、
「自分がちょっと我慢すれば、この場が丸く収まるんじゃないか」
と考えた結果、自分の感情と向き合うことをつい後回してしまい、精神的にも体力的にも疲れ切ってしまった数え切れないほどの経験がありませんか。
この記事では、そんな相手の気持ちを優先して疲れを感じる原因や、自分の気持ち優先するために覚えておきたい3つの対策について、ボク自身の経験を踏まえてご紹介します。
相手の気持ちを優先して疲れを感じる原因
相手の気持ちを優先して疲れる原因は、疲れた状態が可視化できないことにあります。
例えば、スマートフォンのバッテリーの減り具合は見れば分かります。
お金も、預金通帳や財布の中身を覗けば、減り具合が分かります。
しかし、われわれの気力(やる気)だけは、減り具合が見えない。
減り具合が見えなくて、1日の気力(やる気)や有限だと分かっていながら、午前中のうちに使い切ってしまったり。
ボク自身も、アグレッシブなタイプの人を話すと、自分のエネルギーが奪われているような感覚を覚えることもしばしば。
また、相手の機嫌や声色はもちろん、周囲の人々の反応といった、言語外の情報を細かく感じるため、それが自分に向けられたものでなくても、長時間受信し続けるとぐったりしていまいます。
自分の気持ちを優先するために覚えておきたい3つの対策
ボクは自分の気持ちを優先するためには、1日の気力(やる気)が有限であることを意識しながら、日々の生活の中で上手に気力(やる気)のペース配分ができることが望ましい、とボクは考えます。
NOといってみる
気力(やる気)のペース配分をするためには、相手にNOといえる自分になることで、気力の消耗を防ぐことができます。
とはいえ、最初からNOをいうのは勇気が要ります。
そんな時は、直接的ではなく、遠回しにNOを言ってみたいり、代替案を提示する方法があります。
遠回しにNOを言う
何か、頼まれごとをした時に、「ちょっと手が離せない」「次の予定が入っている」といった具合に断ってみるなどの工夫をしましょう。
嫌いな上司からランチを誘われたときなら、「友だちと約束があるので」と断るよりは 「ちょうど食べたばかりで」と断ってみましょう。
「ちょうど〜」を添えることで、相手と同じ考えだったことが伝わる分、断りながらも親近感が伝わります。
代替案を提示する
一方的に意見を通そうとする相手には、代替案を提示しましょう。
例えば、仕事を手一杯抱えているときに、「急ぎで書類を作成してもらえないか」と上司から頼まれた場合、あなたはどうしますか。
仕事は断りにくい、かといって、今引き受けるのは負担が増える一方ですし、許容範囲を超えた仕事を抱えることはミスの原因になります。
とはいえ、「今は忙しいので、、、」ときっぱり断っては印象が悪くなりそうですよね。
この場合には、「いま仕掛中の〇〇が終われば取りかかることができますが、それでもよろしいですか?」と伝えてみましょう。
あなたに頼みたければ、きっと待ってくれるでしょう。
💡今日のなるほど
自分を雑に扱う相手から距離を取ったり、無理なリクエストを断ったり、代替案を提示することで気力をセーブして、自分の気力をしっかりキープしましょう。
相手にNOを言えるようになるスキルを身につけたいなら、この本がお勧め。
アサーションとは、コミュニケーション技法のひとつで、「自分も相手も大切にする自己表現」のこと。「さわやかな自己主張」ともいいます。
「さわやかな自己主張」といわれてもピンと来ないなら、その道の専門家の話を読んでみるのが一番オススメです。
マンガで豊富な対処法が解説されているのでさっと読めて実用的です。
読んで損はないですよ。
もちろんボクも読みました