【読書感想】「言葉にできる」は武器になる① 

「言葉にできるは武器になる」を読了しました。

 

 

 

ボクはコピーライターではありませんが、仕事として文章を書く機会が増えたり、感じたことを適切に伝えたい、分かりやすく伝えたい、という課題意識があり、ある方に勧められて読んでみました。

 

 

 

読んだ感想として、期待通りの面白さだったので、まとめてみます。

 

言葉は人間に平等に与えられた資源ですから、ボクのような文章を上手に書けるようになりたい人だけでなく、コミュニケーションが苦手な人など、すべての方にオススメします。

ボクにとっては、モヤモヤがスカッと晴れるような、ぴったりの本でした。

全体をひとことで言うと、コピーライターである梅田悟司さんの思考方法をまとめたものです。

心に響いたポイントが多くありすぎたので、何度かに分けてお伝えしようと思います。

心に響いたポイント

特に以下のところが印象的でした。

言葉には2つの種類がある

言葉にできるは武器になる

ということです。

いったいどういう意味があるかというと、

  • 内なる言葉
  • 外に向かう言葉

があるそうです。

もう少し具体的には、、、

内なる言葉とは、物事を考えたり、感じたりする時に頭に発している言葉のこと。

外に向かう言葉は、一般的にわれわれが「言葉」と呼ぶもののこと。

言い換えれば、「内なる心」と「発する言葉」とでも言うのでしょうか。

本書では、「内なる心」と「発する言葉」の2つの言葉のギャップに注目しています。

例えば、頭では充分に理解したつもりでも、今すぐに言葉にできると思っていたつもりでも、いざとなると言葉に詰まったり、思うように表現できない、、、

ボクも含め、誰もが何度も経験することではないかと思います。

考えたつもりからの脱却

改めて、「自分の感じることを正しく理解できていないまま話したり文章にする」とどんなことが起こるでしょうか。


✅「自分はこんな時、こんなふうに感じるのか」と発見したものの、いざ文字にお越したり、誰かに話そうとすると、言葉に詰まったり、言い澱んでしまうことに気付く
✅具体的に考えているつもりだったのに、抽象的にしか考えられなかったことに気付く

✅論理的に考えていたつもりだったのに、まるで一貫性がなかったことに気付く

✅考えを進めているつもりだったのに、ずっと同じことを考えていた気付く

こんなことになるかも知れません。

相手は極めて冷静に反応する

次に、言葉を受け取る相手がプレゼンテーションや会議など、仕事上の相手だったとしたらどうでしょうか。


あなたが言葉に詰まってしまう瞬間だけを見て、「この人何も考えていないな」「頭の中が整理されていないな」と評価されてしまうかもしれません。

ボクの場合、プロ野球のヒーローインタビューや、優勝力士のインタビューを観ているときにまさにこの感覚になります。

「明日も勝てるように、頑張ります」

「優勝に向かって準備するだけです」

なんか、杓子定規な考えで、ファンからすると物足りない。

もっと「自分の言葉で話せよ」って思いませんか。

逆に良かった例。

令和2年の大相撲初場所、徳勝龍関の幕の内最下位からの優勝インタビュー、あれは最高でした。

インタビュアー:「場所中、中盤くらいから、優勝を意識したのでは?」

徳勝龍関:「いえ、そんなことは….」

徳勝龍関:「……….」

徳勝龍関:「ウソです、めっちゃ意識してました」(会場大爆笑)

もちもん、力士としてあるべき姿と貫くことも大事ですし、本人の性格もあります。

それにしても、あのインタビューは、自分の言葉で話したことがリアルに視聴者に伝わった場面だったと思います。

このことからも、自分の内なる言葉を外に発信しないことは本当にもったいないと思いますし、聞いてる方も、話している方も、ストレス溜まりますよね。

ではこの課題、どうしたら改善できるのでしょうか、行動に移したいポイントを2つにまとめてみました。

行動に移したいポイント

「やばい」「すごい」「いいね」発言禁止

LINEのスタンプなどもそうですが、自分の感情を省略して伝えることって往々にしてありがちですよね。

ボクもご多分にもれず、です。

何かもっと、言いたいことがあるんですが、つい省略しがちになります。

なので、本書にあるように、「やばい」とか、「すごい」「いいね」だけで片付けずに、感情を丁寧に言葉にすることを意識したいと思います。

振り返りの時間を設ける

ひとりの時間を確保して、自分の感情を振り返ることを日課にしてみようと思います。

例えば、読書をしたら「自分はこんな時に、こんな事を考えるのか」と感想を書いたり、仕事がひと段落したところで「こうやって考えたほうが良かったのではないだろうか」と振り返ったり、トラブルがあったら「次に同じような状況になったら、こう試してみよう」とシミュレーションしてみます。

著者について

1979年生まれ、現在は株式会社電通のコピーライター。

直近のコピーライティングには、缶コーヒーのジョージア「世界は誰かの仕事でできている」タウンワーク「バイトするならタウンワーク」などを手掛けているそうです。

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