キャッチコピーを作るまえに、何か言い換えに使えそうなウェブサイトを探している
キャッチコピーで何か言い換える具体的な表現を探している
キャッチコピーって、違うことに言い換えたり、違うものを言い当てるゲームみたいなものじゃないの?
このような疑問や悩みを持った方が、最初に守るべきルールがあるという話です。
結論から言います。
を前提として言い換えましょう。
この記事で分かること
・言い換えや言い当てるだけではキャッチコピーにならないと思う理由
・言い換えだけのコピーと課題解決のコピーの比較
・課題解決のコピーが書けるようになる2つのアクションリスト
20万部発行の某カルチャー雑誌の広告コピーなど、約7年間広告業界に携わるボクがいま思うことをお伝えします。
言い換えや言い当てるだけではキャッチコピーにならないと思う理由
なぜなら、読み手にとって、何の問題解決や悩み解消の手立てになっていないからです。
言い換えただけのキャッチコピーを読んだ人は
「なるほど」
と思うかもしれませんが、行動を起こさないことが多いです。
ボクが尊敬する日本を代表するコピーライターの谷山雅計さん
によれば、
「広告主の課題を少しでも解決しようとするのがコピーだ」
と述べています。
※直接的に解決につながっていないように見えるコピーや、長期的に解決を目指すコピーや広告全体を使って解決する場合もあります
では、言い換えだけのコピーと課題解決するコピーとは何が違うのでしょうか。
言い換えだけのコピーと課題解決のコピーの比較
比較にあたり、こんな課題を考えて考えてみました。
それぞれの広告コピーを考えて比較してみました。
無断で捨てようとした人は、このメッセージをどんな気持ちで受け取るでしょうか
ちょっとピンと来ないかもしれないので、今度は2つの目線で比較してみました。
目線の違いを感じるメッセージ比較
読み手の目線
書き手の目線
書き手の目線で受け取ったメッセージの場合、以下のような、脳内変換をする必要があります。
「あと10分って何分後?」
「10時にメッセージが送られているから、10時10分に着くんだな」
脳内変換するのって疲れますよね、、、
では脳内変換しなくて良い、課題解決につながるキャッチコピーを書くにはどうしたら良いのでしょうか。
課題解決のコピーが書けるようになる2つのアクションリスト
その広告コピーは読み手目線でなく、書き手目線になっていませんか?
ゴミを無断で捨てる人の気持ちになりきってますか?
自分の広告にダメ出しする
家族や友人など、率直に聞いてもらい、ダメ出し・突っ込みをいれてもらいましょう。
2〜3日経ってから見直すと、自力でも
改善点が見つかることはよくあります【客観性の担保といいます】
まとめ
広告コピーは、言い換えたり、描写する以上に、広告主の課題解決をしようとしているか、という前提から入ること。
行き詰まったら、
「この広告コピーの課題は何だったのか?」
という原点に戻ること。